「お金は生き物」とよく言われます。
学生の頃や社会人になった当初はアルバイト代や給与が入ると、自分の好きな洋服や車などにお金を使い、本を読んだり、勉強に費やしたりせず、貯金もほとんどなかったことを覚えています。
今日は消費・浪費・投資についてお話していきます。
理想的な支出の割合とは?
-
消費:70%
-
浪費:5%
-
投資:25%
お金についての本には必ずこのように書かれています。
家計を管理する上で「理想的な支出の割合」は上記の通りだと言われています。
下記の本には基本的なお金に対する考え方が書かれています。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
- 作者: ジョージ・S・クレイソン,大島豊
- 出版社/メーカー: グスコー出版
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
消費とは?
「使ったお金」=「価値」
消費とは、毎日の生活で必要最低限の衣食住への支出のことです。消費は生きていくために必要な支出で、どうやってもゼロにすることは出来ません。
消費に関しては、細々とした節約の方法を使って減らすことができますが、食費を削っても金額も少額ですし、ストレスもかかり長続きしません。例えば、30分離れたスーパーのほうが100円安い商品があるのでそちらで買物をする行為は時給で考えるとむしろ損になるでしょう。(※ちなみに平成30年の大阪府の最低賃金は時給936円です。)
それより、頑張る部分を変えてみるのはいかがでしょうか。
例えば
- 車を所有せず、レンタルもしくはカーシェアに変更する。
- 生命保険を必要最低限の保障に切り替える。
- SIMフリースマホに変更する。
こちらの方が節約できる金額も多く、一度実行するだけで、あとは何もしなくてほったらかしで構わないので、長続きできることでしょう。
浪費とは?
「使ったお金」>「価値」
浪費は、必要のない無駄な支出のことです。
必要以上の贅沢などはもちろん、お金がかからない代替が存在するものなどです。
例えば、見栄を張ろうとして自分の収入に見合っていないブランド品・高級品や車などの購入、多すぎる飲み会費用、衝動買い、などがそれにあたります。
また、ダイエットの為にジムに通ったり、習い事に通ったりしたけれど、途中で通わなくなったりする場合なども浪費になります。
浪費は5%が基準となっていますが、なるべく0%に近付けるようにしていくことが重要です。
投資とは?
「使ったお金」<「価値」
投資とは、「将来的に資産を増やすために、現在の資産を投下すること」。
ここでは、将来自分の知識・能力・財産を向上させるために使う出費とします。
語学勉強のためにスクールに通ったり、月に一回美味しい物を食べモチベーションを保つなど、使ったお金以上の見返りが後々に期待できる支出です。
教養を深める書籍代、人脈を築く交際費、今ある資産を増やすための出費などは、できるだけ多くかけていきたいものです。
まとめ
手取りが30万円の収入の方が、「理想的な支出の割合」で生活すると消費21万円・浪費1.5万円・投資7.5万円となります。この方が手取り60万円となった場合でも生活レベルをあげず、消費の水準が同じ場合、投資に回せる金額は約3倍ぐらいになります。収入が増えた分、消費や浪費が増えるといつまでたっても投資が出来ません。時間を味方につけて月々数万からでも投資を行えば、普通の人でも1億円は夢ではありません。
お金を増やす方法はたったこれだけです。
「収入を増やし、倹約に努めて、堅実な投資」することです。
投資は自己責任で
お問い合せ・ご相談は株式会社リンクスまで