先が見通せない投資で成功するためには「資金と勇気が必要だ」というのは著名投資家ウォーレン・バフェット氏の師であるベンジャミン・グレハムの言葉です。
「感情をコントロール出来ないならば、投資のプロセスには向いていない」
「個人投資家にできないことは『プロのゲームでプロに勝つこと』、自分のゲームで自分にコントロールできることで勝てば良いのだ」
投資は本来、長期で行って利益を出そうとするものです。
理由は主に次の2つです。
デイトレードのような短期投資は売買手数料がかさむ
1回の売買手数料が100円だとしても、100回取引すれば1万円です。
多くの証券会社で扱われているFXのように、手数料という名目でなくても売りと買いの差額であるスプレッドによって徴収されています。
また、勝率が50%だったとしても、勝負を繰り返せば確率的には手数料の分だけ損することになります。
短期的な価格の変動を予想するのはプロでも難しい
しかし、投資商品の価格は長期的には波のようにいったりきたりを繰り返す傾向があり、長期保有なら価格の上昇の波に乗るタイミングに遭遇する可能性も高まります。
長期投資に向いている代表格といえば不動産投資です。
家賃という継続収入がメインなので、長期での結果が出やすいといえます。
数十年かけてローンを返済すれば、物件の売却代金がまるまる利益になります。
そして、誰がやっても結果が変わりにくく、また少し努力すれば、物件をコントロールすることも可能です。
また、金融機関から融資を受けることで、20代の方でもわずかな自己資金でチャレンジでき、時間を味方につけ投資ができます。
まとめ
投資は相手を出し抜いたり、誰かと競ったりするものではなく、自分をコントロールすることだと思います。
恐らく皆様も「失敗したらどうしよう」・「増えなかったらどうしよう」と恐怖心が先にでてしまい、勉強すれば解決するとお思いでしょうが、まずは勇気を出してチャレンジすることの方が重要だと思います。
今は昔と違い、スマホからカンタンに投資が行える時代です。しかも100円から投資ができる時代です。
まずは、生活費の6ヶ月分の生活防衛資金を貯め、投資の目標を定め、淡々と実行していくほうが重要です。
投資は自己責任で。