先日、横浜市がカジノ誘致を正式表明しました。
これには横浜市民の方々もびっくりだったのではないでしょうか?
急な方針発表の裏には、地元の時期総理候補である菅官房長官の存在も噂されており(あくまで噂ですが)、この先何かドラマが待ち受けている予感もしてしまいます。
それはさておき、大阪とは違って、市民を欺いたと非難されている現状から、反発も多く一筋縄ではいかないと思われます。
山下埠頭を束ねる横浜港運協会会長も反対しており、調整に苦労するのではないかと思われます。
今回の発表を受け、米IR運営大手のラスベガス・サンズが大阪での入札参加を見送ると発表しました。
香港系IR大手のメルコリゾーツ&エンターテインメントも横浜市に事務所を開設すると発表し、来年中にも決まるIR開業地に向けての最終誘致合戦の火蓋が切って落とされました。
大阪の経済界からすれば、「強力なライバル」「手ごわい相手」である事は間違いありません。
そして東京や北海道も「検討中」という状況なので、まだまだいつどんなサプライズが起きるか予想はつきませんね。
今回横浜市が、IRに参加表明した理由は、2つあります。
一つは人口の減少、もう一つは厳しい財政状況です。
横浜市の人口は今年度をピークに減少すると予想されており、個人市民税は24年度から減少する見込みとなっています。
実は横浜市は、東京都への人口流出が日本一多く、最近では人口が急拡大している川崎市に人気を奪われつつある現状があります。
こういったどこの自治体も抱える切実な事情も今回の決定に大きな影響を与えたとされています。
~横浜市の課題~
・用地の確保
・空港からのアクセス
・市民の理解
生き残りをかけた都市の挑戦にますます目が離せません!
注目して、見守っていきたいと思います。