先日、関西電力の役員らが、高浜町の元助役から金品を受領していた問題が明るみになりました。
現在、事態は広がりをみせており、九州電力も同様の事がなかったか内部調査をしています。
関西経済連合会の時期会長有力候補だった関電の八木会長は、今回の件で表舞台から消えることが予想され、関西経済界の人事にも影響を及ぼすことが考えられます。
関電は関西経済をけん引する中心企業の一つであり、多くの資金献金が予想されていただけに今回の事が大阪・関西万博に影響を与えないかが懸念されています。
また、うめきた2期地区開発には、グループ会社の関電不動産も関連しており、心配の声も上がっています。
一方で昨日、住友グループが会場建設費に100億円の寄付をすることが合意されたとニュースで報じられました。
関西経済界では、約400億円の負担が見込まれており、今回のこの金額を基準として、各企業が負担金を出すようになるとのことです。
ちなみに関電は15億円程度とされているようですが、今回の件で自粛ムードになると、他企業にまで影響があるかもしれないので、関電の今後が気になるところです。
しばらく様子を見ていきたいと思います。