皆様はこんなランキングがある事をご存知でしょうか?
その名も「20代が住み続けたい都道府県ランキング」です。
「住みたい街ランキング」や「住みよさランキング」というのは、聞かれたことがあるかもしれませんね。
ポイントは「20代」と「住み続けたい」という点です。
このランキングは、ブランド総合研究所が住民視点で地域の課題を明らかにする『地域版SDGs調査』によるものです。
「住み続けたい」という言葉は、「定住意欲度」とも訳すこともできます。
若者が「意欲を持って定住したい」と思う都道府県は一体どこなのでしょうか?
1位は福岡県、2位は僅差で大阪府となっています。
実はこの結果、さらに面白いデータがあります。
1位は福岡県なのですが、「ぜひ住み続けたい」と回答した20代の割合は、大阪府が54.3%と、福岡県(50.7%)を上回り、全国1位になっています。
「ぜひ」というのが良いですね。とにかく気に入っているという事だと思います。
しかし一方で、大阪府は30代のみを対象にした調査では大きく順位が低下し、「30代が住み続けたい都道府県ランキング」で18位となります。
20代と30代でここまで評価が変わることは、なかなか面白い結果だと思います。
どこの都道府県にとっても、若者や単身者から魅力のある街として捉えられることは、歓迎すべきことであり、今後の街づくりを考えるうえで、重要な要素になると考えられます。