11月1日に大阪都構想住民投票(大阪市を廃止し特別区を設置することについての住民投票)の投開票日がありました。
2015年の大阪都構想住民投票の結果を振り返りますと、「反対」705,585(50.38%)に対して、「賛成」694,844票(49.62%)と、差はわずか1万票ほどでした。
大変な僅差だったにも関わらず、当時の大阪市長である橋下徹氏が政界引退を表明したことはまだ記憶に新しいのではないのでしょうか。
今回の大阪都構想住民投票の結果は「反対」が692,996(50.63%)に対して「賛成」は675,829(49.37%)と前回同様差はわずか1万7千票ほどでした。
今回の大阪市長である松井一郎氏も大阪市長の任期満了後に政界を引退すると表明し、吉村知事は「都構想について再挑戦することはない」と述べられました。
ただ、大阪都構想から10年たった大阪市の行政サービスは格段に良くなっています。
主なものとして、以下の通りです。
- こども医療費助成
- 保育料無償化
- 新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入利子補給制度
- 塾代助成事業
- 中学校給食実施
- 小中学校のエアコン設置
- 大阪城公園パークマネジメント事業
- 天王寺公園エントランスエリア『てんじば』
以前より大阪は良くなったので都構想のメリットが明確に見えないのであれば現状のままで良いとの有権者の声も多数ありました。
「先が良くわからないし、困っていないので現状維持で良い」
この考え方は何かに似ているなと思いました。
投資を始めるにあたって、よくある出来事は「嫁ブロック」と言われるが事柄あります。
いわゆる「奥様の反対」です。
投資を始める理由として「今までよりも良くなろう」・「今の生活を豊かにしよう」と理由で始められることだと思いますが、最終的に奥様の反対にあい、投資を断念することも多いことでしょう。
何も奥様の反対が悪いことではありませんし、心配や不安もあることなので反対する気持ちもわかります。
ただ、一番良くないことは、考察もしないで、「なんとなく怖い」や「投資にリスクがある」のでなんとなくやめておこうと結論付けることです。
要するに『面倒くさいことを後回し』にすることです。
投資で成功するためには当たり前ですが「投資をはじめてみること」が重要です。
始めない限り成功はしません。
大切なのは、メディア・知人・友人・親類の情報は正しいことを言っているのかを客観的に考察することです。
みんながそう言っているからやろうとかやめようとかではなく、主体性を持って取り組むことです。
それをせず、面倒くさいがって調べたり、情報を得たりせず、他人の言うことばかり信じてばかりいては、いつまでたっても何も変わりませんし、他者に翻弄され、きっと投資も上手くいかないことでしょう。
投資で成功するには「まず、投資をはじめる」だけで良く、他人より高得点が挙げられます。
なぜなら、ほとんどの人々は投資をはじめる前、面倒くさがって実行に移せないからです。