昨年9月頃より、にわかに囁かれていた事として
『アジアの金融センターが「大阪・福岡」に?ポスト香港はどこか』
との記事や情報が出てきていました。
それに関する最新情報が、昨日、更新されました!
その前に概要と香港金融について振り返ります。
【香港とは】
繁華街と、世界一の高さを誇るリッツ・カールトン
(→高さ490m、118階まであり103階のレストランからの景色は夜景がもはや下の方、、✨笑 しかしその場所からしか見られない上空の景色☁️のような、地震の多い日本では作れない高さの建物に居ること自体がとてもテンション上がりました♪)
などのある、「九龍半島」と
金融街をはじめ、香港名物のトラム(路面電車)が走っている「香港島」からなり、
現地では「九龍サイド」「香港サイド」と呼ばれ、それぞれの島でのタクシーは橋やトンネルを越え互いの島へ行き合うことを嫌い、反対岸の目的地を言うと、「あ〜あっち?無理無理!」と言われ降ろされます(T-T)、、けれどたまに、向こう側まで連れてってくれるタクシーさんもいらっしゃいます🚕✨
『勉強不足ですみません。次回は両島行き来しやすい交通機関をしっかり調べて出直します!』と思ったことをよく覚えています。笑
香港の話が長引いております。
街も煌びやかな中でも、例えば東京でいうところの渋谷・新宿・銀座・六本木・原宿が全部1カ所にギュッとした感じの都市で、、💍
綺麗な建物や高層マンションの通りもすぐ裏に時代を感じる建物や飲食店街があったり🌳✨
街の色んな顔を見ることができ楽しい場所で。
その上、名物のヤムチャや本格的な中華料理がめちゃくちゃ美味しい、、🥟🥠🥢
とてもとても素敵な国だったのです!
なので綴る手が止まりません💦
(※個人の感想です)
いつかまた海外旅行が気兼ねなく行けるようになるといいですね✨
【金融センターとしての香港】
世界有数の国際金融センターであり
英国のシンクタンク(※)が発表している世界の国際金融センターランキングをみると、香港はこれまで、ニューヨーク、 ロンドンにはかなわないものの、シンガポールとともに、 3位の地位を争ってきました。
(シンクタンク(英語: think tank)は、諸分野に関する政策立案・政策提言を主たる業務とする研究機関。)
しかし2020年最新の国際金融センター指数(※同情報元)時点によると、
3位には日本がランクインし、香港は6位となっていました。
菅首相は、2020年7月中旬以降、和泉洋人総理大臣補佐官に
「香港から流出する人材・資本」を日本の大阪と福岡に誘致すること
を検討するよう指示したとされます。
なぜ、大阪と福岡なのかについては諸説あるようですが、理由のひとつとして、政府は東京を国際金融センターとする事を目指してきたが、新型コロナウイルス感染拡大や災害を考慮してリスク分散のため方針を転換したとされるという話もあります。
時代背景と日本特有のリスクとしては現実味のある話にも思えます。
【来たらどうなるか】
日本であることのメリットとしては、香港は実は住宅価格が上昇しており、賃貸で70〜80平米の家賃は月額100万円をゆうに越え、30平米ほどのワンルームなら月額40万円などざらであります。
なので香港人や例えばシンガポール人から見れば、東京であっても家賃相場は高く見えないのであり、大阪や福岡などとても喜ばれそうに思います。
不動産投資においての再開発や大きなイベント同様、就業者が増えれば住む人も増え、また今回の件のように、海外からの投資資金がもしも大阪に投資されると、大阪の不動産価格は上昇します。マーケット規模の変化も加え簡単に不動産価格がバブルになるのではないかとも言われています。
【2/12に出た最新情報】
----香港資産運用のMPC、福岡に拠点。
国際金融都市構想第一弾---- !!
福岡が先に動くことになりましたね。
香港の資産運用会社、MPCホールディングスは香港の本社機能の一部を移転し、4月以降に日本事業の本社機能を持つ事務所を福岡市に設けると発表しました。
まず3人程度で始め、ファンド運用なども手掛けるため将来は100人規模まで拡大を目指す。
香港では中国政府が統制を強める「香港国家安全維持法」が2020年に成立し、政情不安が続いているが、同社は『今回の決定にその影響はない』としているそうです。
【以上より】
そういえばあの話どうなったんだろう?
昨年夏終わり頃に聞いたこの件(誘致)について、思い出していた矢先の最新情報でした。
先にも述べましたように、モノ・ヒト・コトが来てくれるところで経済は回り活気が出て、みなが潤う、そんな情勢を求めています。
この状況禍ですが、経済の止まらぬよう、悲しい思いのする人がなるべく出ないよう、ひとりひとりも国も世界も、前向きに進んでいけたらと願っています。
寄稿者 AM部 成瀬 瑠菜