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  • 【用心の適正を考える】投資を行うならすぐに始めよう

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    本日は 「投資をするならすぐに始めようというテーマで解説していきます。

     

    投資を行う際、周りの家族や友人たちに、

    • 本当に上手くいくのか
    • 失敗したら損するよ
    • リスクが高いよ
    • 現金が安全だよ

    等の言葉を掛けられることがあります。

     

    しかし、投資を始めなければ一向に資産は増えません。

     

    本日は、投資に対して二の足を踏んでる皆様へ、少しでもチャレンジできればと思い、記事にいたします。

     

     

    投資を行うならすぐに始めよう 

    「タルムード金言集」という本があります。

     

    この本は、ユダヤ教の教典である「タルムード」から

    幼い子から大人まで理解し納得できるように、膨大な説話や小話が書かれています。

     

    ユダヤの子供たちは、 母親から語られる説話や小話の中で、自然な形で

     

    • リスクコントロール
    • リスク分散

     

    が学べますのでビジネスや投資を行う上でも活かせます。

     

     

    この本の中に「用心しすぎたアラブの商人」という話がありますので

    抜粋させて頂きます。

     

    心配ではなく適正な判断を 

     

    用心しすぎたアラブの商人

     

    ある時、アラブの若者が商人として初めて砂漠の横断の旅に出た。

     

    途中で砂嵐があると何日も 足止めをされるので、用心のために三日の行程に必要な水三樽の倍の六樽を持って行くことにした。

     

    しかし一頭のラクダでは六樽の水は運べない。

     

    そこで六樽の水を運ぶために、都合二頭のラクダを買った。

     

    ラクダは目的地に着いて売ればいいと考えた。  

     

    ところが砂嵐はなかったものの、途中で樽の重さにラクダがへばり、まったく歩けなくなってしまった。

     

    やむを得ず若者はラクダを二頭とも捨て、一番重要な積荷だけ背中に背負って歩くことにした。

     

    ところがである。

     

    半日も歩かないうちに、砂嵐が襲ってきて、まったく方向がわからなくなってしまった。

     

    そこでその場に留まり、砂嵐が収まるのを待つことにした。  

     

    しかし、砂嵐は三日三晩続き、食料も尽きてしまった。

     

    四日目の朝、ようやく砂嵐は収まったが、若者には積荷を背負って歩く力は残されていなかった。  

     

    もはや選択の余地はない。

     

    若者は荷物を捨て、かろうじて水筒のみを腰に下げ、命からがら近くの村 にたどり着い た。  

     

    彼は、ラクダ二頭も、大切な積荷も、すべて失った。

     

    石角完爾. ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 (集英社ビジネス書)

     

    このお話は「過剰な用心を行うと良い結果を生まない」という内容です。

     

    「失敗したらどうしよう」

    というように、起こるかわからない未来に不安を抱えています。
    もちろん、無計画で行えというわけではありません。

    要はバランスで、リスクに対して適切な用心をしているかが重要だと思います。

     

    適正なリスクを計算する

     リスクの意味は「danger=危険」ではなく、「不確実性」「変動幅」のことを言います。

     

    www.osaka1roommansion.com

     

    なので、もし、行おうとしている投資がdangerなことなら、詐欺案件なので一目散に逃げましょう。

     

    あまり慎重になりすぎても結果は出ないし、あまり大胆になりすぎても失敗します。

     

    では、どこが適正かを知るには、素早くリスクを計算して、「考える鍛錬」を積むことです。

     

    リスクを「 大・中・小」に分類して対処

    リスクが大きいというのは変動幅が大きいということです。

     

    ですので、変動幅があまり大きくとれないというのなら、変動幅が小さいものの割合を増やすと良いでしょう。

     

    そして、最初からいたずらに心配したり不安になるのは損だと考え、例えば「投資している資産が0円なる場合がある」と事前に予想を立てて、調べるということです。

     

    分散する

    「財産三分法」という資産管理の方法があります。

    不動産・株式・債券の三種類の違った金融商品に投資する方法です。

    別の種類の資産に分散投資することで、全体の資産の変動リスクを減らすという考えです。

     

    もし、変動リスクを減らしたい場合は、最もリスク(変動幅)の高い株式の割合を少なくし、ローリスクの債券やミドルリスクの不動産の割合を多くするだけで良いのです。

     

    損切りをする

    損失が出ることもありますので、投資を行う前に、損失のルールを予め決めておくことが重要です。

     

    損失が出た時にどの時点で撤退するかを判断するのは、非常に難しいです。

     

    「 まだ、巻き返せる」と売り時を逃して莫大な損をし、下がったままの株式が塩漬けになっている、という人がたくさんいます。

     

    撤退のルールを予め決めておくのは、投資を行う上で絶対に必要です。

     

    小さく始める

     

    誰でも失敗するのは嫌だと思います。私自身も嫌です。

    なので、失敗しても大やけどしない金額ではじめてみるのが最初は肝心です。

    今の投資は100円から始めることが可能です。

     

    ノーペイン・ノーゲイン

    「タルムード」の一節に「ノーペイン・ノーゲイン」という言葉があります。

    失敗をなくして、得るものはないということです。

     

    最初は最小リスクでも良いので徐々にリスクを取っていけば良いと思います。

     

    最もよくないと思うのが、いつまでも踏ん切りがつかず、何も行動できないことです。

     

    失敗を恐れていては一向に何も進まないのも事実です。
    そこで、スモールスタートで良いので、まずは始めてみませんか?