人生の3大支出とは?
- 住宅資金
- 教育資金
- 老後資金
ですね。
では人生の3大ローンとは?
何でしょうか?
- 住宅ローン
- 車ローン
- 奨学金ローン
フリーローン、リボ払いは除いています。
この4月から新社会人になる方々には、ぜひ知っていただきたいことなのですが、ローン支払額には内訳があり、元金と利息に分かれています。
金利が高ければ、当然支払額が多くなるわけですが、その意味は利息ばかり払っていて、元金が減っていないという内容となります。
例えば車を購入するために、300万円のローンを10年間借りる場合、月々の支払額は約2.9万円、利息は約47万円になります。
ということは、期間にすると1年4か月は利息のみを返していることになります。
割合で考えると、300万円に対して47万円なので、約15%になります。
優良投資信託の手数料は約0.1%、不動産の仲介手数料は約3%、不動産の管理委託料は約5%、消費税は10%なので、手数料だと考えると相当な値です。
旧約聖書では、利息は恐ろしいものとされており、同胞から利息を取ってはいけないとされています。
しかしどうせなら「払う側」より「貰う側」になりたいものです。
また、4月になると新入社員を狙って保険会社の営業部隊が動き出します。
保険は万が一のリスクに備えることが出来るので、非常に大切なものです。
日本では、昔から保険は必需品の様に捉えられており、市民権を得ています。
しかし本当に必要な保障が適切な金額で提供されているかどうかを、見極めないといけません。
目安として、都民共済や府民共済と比べてみると分かりやすいと思います。
資産運用と死亡保障を兼ねた商品は、一見ハイブリッドで良く見えますが、それぞれが中途半端な効果しかなかったり、早期解約時の手数料が高かったりします。
資産運用は証券会社で運用、保険は保険で分けて考えるとシンプルになり、中途半端なものをそぎ落とせるのではないでしょうか。
新年度、昇格や昇給でお給料が増える方もいらっしゃると思いますが、あまり財布の紐を緩めすぎないようにご注意を。