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  • 【年代別】セミリアイアするための必要な資産額

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    セミリタイア(アーリーリタイア・早期リタイタ)する場合、気になるのは貯金(資産)などの生活資金だと思います。

     

    今回は、年代別でセミリタイア後の生活に必要となる資産額について解説していきます。

     

     

    定年退職前にリタイアするメリット

    セミリタイアしたときに得られるメリットで一番大きいのは、「自由な時間」です。

    セミリタイアは、30代、40代、50代などさまざまな世代において望まれますが、毎日仕事をしてもしなくても良いのは、早期リタイアやアーリーリタイアを考えている人が得たいメリットでしょう。

    次のセミリタイアでのメリットは、「人間関係の向上」です。

    30代、40代、50代に企業で働いている場合、ほとんどの人が社内での人間関係について不満やストレスを抱えています。

    セミリタイアをすれば、そのような悪い要素を生活から取り除くことが可能です。親しい人たちと過ごす時間や自分1人の時間を多く持つことで、大切な人たちとの関係性が向上するでしょう。

     

    セミリタイア

    セミリタイアとは具体的にいうと、資産からの収入が日々の支出を上回る状態です。

    「経済的自由」とも言います。

    少額の生活費を稼ぎながら(アルバイトなど)生活するケースも、セミリタイアです。

     

    セミリタイアの種類

    セミリアイアには「セミリタイア」・「アーリーリタイア」・「FIRE」の3種類があります。続けて解説します。

     

    セミリアイア

    セミリタイアは貯金や資産があり、会社をやめてアルバイトやスモールビジネスなどの仕事をしながら生活することです。

    会社に勤務すると、自分の時間を作るのは大変です。しかし、貯金や資産を作れば、会社をやめて少額の生活費を稼ぎながら生活することが可能です。

    趣味や家族との時間を作ることができ、仕事も自由にできるため、生活満足度が向上するでしょう。

     

    アーリーリアイア

    アーリーリタイアとは、仕事を定年より早くやめ、残りの人生を趣味や家族のために使って生活することです。

    アーリーリタイアは、40代後半~50代のリタイアをイメージすることが多いでしょう。

    ただ、アーリーリタイアには十分な運用資産などの準備が必要で、趣味などに十分時間を使えますが時間を持て余すこともあるので、これらの点には注意してください。

     

    www.osaka1roommansion.com

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    FIRE

    FIREとは、早期退職でサラリーマンの仕事をやめる、最近注目されている人生設計です。Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期退職)の頭文字を取って、FIREです。

     

    資産運用や少しの労働で生活でき、時間の自由を満喫できる生活が実現します。基本的なコンセプトは、セミリタイアとほとんど同じです。

    年代別セミリタイアの方法

    30代・40代・50代のそれぞれの年代別に分けて解説します。

     

    セミリタイアには、どのくらいの資金や貯金が必要なのか、資産はどのくらいあった方がよいのかなどに着目しましょう。

     

    30代の場合

    誰もが気になるのが、「貯金や資金がいくら必要なのか」という点です。

    これはその人の生活や資金繰りによるので一概に断言できませんが、1,500万〜3,000万円の貯金があれば、それを資金としてセミリタイアは可能でしょう。

    また、資金の額だけではなく、自身の生活費をしっかりと見直すことがセミリタイアには大切です。自分が毎月いくらあれば生活を送れるのか、しっかり把握しなければなりません。

     

    30代の平均年収は400万〜500万円ほどなので、その場合、手取りでは340万円〜380万円程度です。

    この金額であれば、年間の生活費を100万円に抑え、毎年240万〜280万円を貯金すれば6〜8年間で1,500万〜2,000万をためることが可能です。これを資金としたセミリタイアであれば、現実的に不可能ではない方法でしょう。

    また、30代でセミリタイアするうえで、不労所得は必須です。

    株や不動産投資などの不労所得で資金繰りをするなど、貯金では足りない部分を補うことが30代セミリタイアには大切です。

     

    40代の場合

    40代でセミリタイアする場合も、30代でセミリタイアする場合と同様に、資金繰りのシミュレーションをすることは大切です。

    特に40代の場合は家庭を持っていたり、支払うものが多くなったりするので、「資金は多く必要なのではないか」と予想します。

    40代でセミリタイアを志す場合も、30代の人同様に、生活費がどの程度かかるのかを想定して貯金や資金をためなければなりません。

    40代でも、切り詰めた質素な生活にして12万円で1カ月を過ごせると仮定します。この場合、1年で144万円、年金などを含めると約180万円の出費予想です。

    したがって、セミリタイア後のために3,000万〜5,000万円は必要でしょう。この3,000万〜5,000万円は資産運用に使うための資金も含まれていますから、実際にかかる生活費に当てるお金をこの3,000万円でカバーすることになります。

     

    40代でセミリタイアをするための資金として3,000万〜5,000万円が必要だとすると、仮に5,000万円を実際に貯金する場合、30歳からため始めて毎年250万円で20年間かかります。

    これは極めて現実的ではない方法と考えられるので、妥当な線として3,000万円を目標とし、資金運用などで資産を形成しながら、40代でのセミリタイアを達成させるのが現実的だといえるでしょう。

    3,000万円を目標に貯金しながら、隙間時間で資産運用の勉強をして、ある程度貯金が貯まったら実際に資産運用を行い、なおかつ生活費を12万円まで切り詰めるのが理想です。

    それで足りない場合は、アルバイトなどで副収入を得れば、40代でのセミリタイアは3,000万円でも実現できます。

     

    50代の場合

    50代でセミリタイアするための資金や貯金を考えるときの参考数値として、これまでの日本では、60歳での定年後に必要な貯金は3,000万円といわれてきました。

    しかし、これも30代、40代でセミリタイアする場合と同様で、それぞれ生活水準などが違うため全てにおいて当てはまるものではありません。

    そこで、50代でセミリタイアするときに必要な貯金を式に表します。

     

    • 1ヶ月の生活費×(70-セミリタイアの年齢)+1,000万円

    1,000万円は、老後に病気などにかかった場合の必要な資金です。

    生活費は、独身でぜいたくをしないなら10万円程度で収まると考えられます。しかし、家庭がある場合は20万〜30万円くらいはかかるのではないでしょうか。

    それぞれの状況における生活費を算出後、この計算式に当てはめて、自身が50代でセミリタイアする際に必要な資金や貯金の金額を把握しましょう。

     

    50代のセミリタイアで、先ほどの計算式より貯金額が上回っても安心はできません。

    それは、50代のセミリタイアも30代・40代と同じで、貯金を切り崩す生活だと、減っていく貯金との戦いになり、全くセミリタイアの自由な気持ちを味わえない可能性があるからです。

    したがって、貯金を切り崩し、目減りしていく貯金に悩まされないよう、50代でのセミリタイアでも投資などの知識は蓄えておくに越したことはありません。

    50代である程度の資金を持つ場合は、不動産投資でも、NISAなど簡単に始められる株の資産運用などでもよいでしょう。

     

    まとめ

    30代・40代・50代のセミリタイア(アーリーリタイア・早期リタイア)のために必要な貯金や資金をまとめました。最近では、30代や40代など若くしてセミリタイアを目標とするケースが多いです。

    アーリーリタイアや早期リタイアを目指す場合、他の人たちとは違う生活を送るため、計画的にならなければ成功は難しいです。

     

    また、貯金だけで達成することは現実的に難しいため、資産運用も取り入れなければなりません。

    30代・40代・50代でセミリタイアを考える場合は、実際にセミリタイアした人をモデルケースにして目標設定を行い、自由な時間を手に入れましょう。