「リニア」「リニア」
「東京名古屋間40分!」
「日帰りが増えるね〜」
リニアモーターカーについてはご存知の方が多いかと思います。
私も、リニアが数年先に出来る、時速500km、浮いてる、などとこまごました情報から入って乗れることがとても楽しみなことと未知なもので興味がありました。
今年、あるアニメ映画での舞台がそのリニアでした。
15年以上振りに観に行きました^ ^
映画内でわかり易くリニアが走る仕組みも解説してくれて個人的にテンションがあがりました。
そこで、こちらでも簡単にご紹介したいと思います。
正式名称
正式名称は『リニア中央新幹線』です。
運営するのは『東海旅客鉄道(JR東海)』となります。
当初予定では2027年に東京-名古屋間を開通。
大阪までの開通目標は2037年とされていましたが、昨年2020年7月の発表で「2027年の開業は難しい」とされました。
今のところ、いつ開業するかについての発表はありません。
リニアモーターとは
回転式のモーターを直線状に引き延ばしたもののことをいい、このモーターの内側の回転する部分が車両に搭載される『超電導磁石』。
外側の固定部分が地上に設置される推進コイルに相当し、推進コイルに地上側から電流を流して推進を与える地上一次のシステムとなっています。
走行の仕組み
さてこの『超電導磁石』がどう作用するのでしょうか?
【進む力】
車両の超電導磁石はN極、S極が交互に配置され、地上の推進コイルに電流を流すことにより発生する磁界(N極・S極)との間で、N極とS極の効き合う力とN極どうし・S極どうしの反発する力により車両が前進します。
【浮く力】
車両の超電導磁石が高速で通過すると地上の浮上・案内コイルに電流が流れ電磁石となり、車両を押し上げる力(反発力)と引き上げる力(吸引力)が発生し、浮上します。
【案内の力】
左右の浮上・案内コイルは、電力ケーブル(ヌルフラックス線)により結ばれ、車両が中心からどちらか一方にずれると、自動的に車両の遠ざかった側に吸引力、近づいた側に反発力が働き、車両を常に中央に戻します。
まとめ
列車の連結部分の台車に取り付けた超電導磁石は、磁界を発生しU字型ガイドウェイの推進コイルから推進力を、また、浮上・案内用コイルからは浮上力と左右に揺れることなく安定して走る案内力を受け、車両を超高速で浮上走行させる。という仕組みとなっています。
「浮く」ってなんだか聞くだけでわくわくします(^。^)
実際に乗っていて浮いている感は無いのだろうけど。
きっと、一般で最初に乗れるなんていうチケットは抽選か何かは定かではありませんが、だとすればすごい倍率になりそうですね。
私も早く乗ってみたいです✨
寄稿者 AM部 成瀬 瑠菜