昨年2020年から、
「余るところに余ったお金によって不動産価格が上がっていくだろう」
「高級車がすごく売れてる」
「株にも行ったね」
「現実から乖離した株価」
などと、『二極化』だけでなく、あるところにはお金が余っていて、それによるインフレのような現象が起きているものがいくつか出てきていました。
一つにはとても話題になっていた『ビットコイン』(仮想通貨)もそれに当てはまります。
たまたま乗っていた人や、予測して参加していた方、それぞれ大勢いると思います。
ある程度予測の範疇で高騰していったものもあれば、これは私自身とても意外でビックリしたお話になりますが、「夜の街」などとなるべく自粛を必要とされていた東京都新宿区の歌舞伎町でも、高騰が起きていました。
それはまさかの「飲み代」です。
ある種の飲み屋さんでは従業員のお給料がどんどん上がっているそうです。
それはつまり売上がこれまでより平均的にも上がっているということで、
自粛の中飲みに行くのは悪い悪くないとかの点はひとまず置いておいて、
お金を使う人の額が一桁ほど増えているところも多くあるそうです。
経済やお金の流れ、勉強するにつれて分かるようになってくるところや予測できるようになるところはありますが、それでも予想外なことは往々にしてあります。予測する人にも寄りますし。
そういったインフレに対して、不動産は強いと言われています。
インフレとは、簡単に表現すると現金の価値が目減りし、同じ金額で買えていたものが、それ以上に支払わなければ購入できなることです。
ですから不動産に変えておくと、不動産価格が上昇するので、現金で持っておくよりインフレ対策になるということになります。
昔は自販機のアイスが100〜150円だったのに、最近200〜250円とかになってて
高くなったよねー!などと話していることもあります。
ニュースではお菓子の内容量が減ったりするステルス値上げや
それ以外にも身近で昔に比べ価格の上がっているものが案外多くあると思います。
インフレは急に訪れることよりも、じわりじわりといつも側にあったものでした。
寄稿者 AM部 成瀬 瑠菜