『Z世代』をご存知でしょうか?
ざっくり言うと
日本では1990年後半頃から2012年頃に生まれた世代を指します。
先日、「Z世代の感性はとても勉強になる」
「どんどん意見を言ったほうがいい」
と言っていただき、
...? Z世代? 調べると上記の期間とも言われているため私自身はギリその前のよく言われる『ゆとり世代』であるかと思われましたが、
マーケティングの分野ではこの世代別の感性や特性から、情報や商品の拡散方法を、仮にターゲット層が違うものであっても模索されるとお聞きし、興味が湧き調べてみました。
もちろん、これまで通り消費の方向性や具合も参考になる世代の分け方とも同じです。
Z世代の語源は、アメリカ合衆国での世代の呼び方に由来しています。
もともとアメリカ合衆国で、1965~1980年頃に生まれた世代が「ジェネレーションX(X世代)」とよばれていました。
※これは、カナダの作家、ダグラス・クープランドの著書『ジェネレーションX』から来ているそうで、ケネディ政権頃からベトナム戦争終結後頃までの間に生まれた世代を指します。
アルファベット順でXの次がYであることから、この後の世代が「ジェネレーションY(Z世代)」とよばれ、さらにその後の世代が「ジェネレーションZ(Z世代)」とよばれています。
※年代の区切りには、所説あります。
そして今回の題材のZ世代その特徴としては、
・デジタルネイティブであり
・SNSネイティブで
・スマホネイティブでもある
といったところがメインですが、
さらにいわれている事としては、
『ダイバーシティとインクルージョンを重視する』世代であること。
ダイバーシティ?インクルージョン?
ダイバーシティとは、多様性と訳され、いろいろな種類や傾向があり、変化に富んでいること。
インクルージョンとは、インクルーシブ社会ともいわれ、社会を構成する人たちには性別や人種、生涯の有無などさまざまな背景があることが前提であり、誰も排除されるべきではないという考え方に基づく社会のことです。
どちらも似た考え方であり、SNSネイティブであるがゆえにSNSいじめや、SNS上で繰り広げられるさまざまな論争を目の当たりにしてきたことから、Z世代は、これらの考え方を重視しているといわれています。
ちまたでも『「Z世代」の新しい感性や価値観が必要』と言われていたり、この世代のジェンダー意識調査が発表されていることで、これまでの固定観念がくだかれ、それで仮に苦しんでいたような人が楽になるなど、良い影響が出ることはとても好ましく思います。
私自身も今回次の世代のことを知れて、今後も増えてくる世代の感性や考え方を学び続けることをしていきたいと思いました。
寄稿者 AM部 成瀬 瑠菜