ポイントは、必ずしも生活を豊かにするものではありません。
数円のポイントで利用するお店が制限されることを嫌って、あえてポイントカードを作らない人もいます。価格を重視し、ポイント還元を気にしない人も多いでしょう。
本日はポイントカードの必要性について解説します。
お店側がポイントを進呈する理由
ポイント還元は、利益を増やすために導入されています。
ポイントを付与することで、より多くの顧客を獲得したり、普段よりも多めに商品を買ってもらえたりとメリットも多いのです。
その他、ポイントカード発行により顧客データの収集もできます。
たくさん購入してもらえる可能性がある
店舗限定でポイント5倍還元などのサービスを行っていると、普段よりも利用者の購買意欲が高まります。「ポイントがつくから」と、普段なら買わない商品を追加する人も多いでしょう。
不要なものを買っていないとしても、高還元の間にまとめ買いをする人はいます。普段はその店舗にこない人でも、ポイント還元が増える日だけ普段と店を変えて利用することもあるでしょう。
お店側は、ポイントをつける分たくさんの商品を買ってもらえるのがメリットです。値引きをすると売上低下につながりますが、ポイント還元なら全体的な購入額の増加で売上が増える可能性も高くなります。
マーケティングに活用できる
ポイントカードには、一般的に会員の「顧客情報」を登録します。年齢や性別、住んでいる地域なども顧客情報の一部です。カードによっては、購入した商品もわかるようになっています。
メリットがないのに個人情報を明かしてくれる人は少ないですが、ポイントカードを使えば少ない費用でマーケティングが可能です。
ポイントカードを発行する人の情報がわかると、「お店に来る人に合わせたセールやキャンペーン」を開催できます。ターゲットを明確にできると、売上アップも難しくないでしょう。
「ポイントカードを持っている人にだけ郵送でお得なクーポンを配布する」など、リピーターの確保にも役立ちます。
ポイントカード賢い利用方法
ポイントをうまく活用したいなら、管理できる程度の数にまとめましょう。使わないポイントをなくし、ポイントカード忘れが発生しないようにすると効率よく割引が得られます。
よく利用するお店のみ利用
ポイントは、利用する頻度が高いほど役立ちます。「ポイントカードを作るのはよく行くお店のみに限定する」のも、うまく貯めるコツです。
ポイントカードを数枚に絞ると、財布がパンパンになる心配もありません。カードを探すのに手間取ることも、忘れてしまうこともないでしょう。
利用するお店を決めるのも一つの方法ですが、多くのお店で利用できる「共通ポイント」も役立ちます。自分がよく行くお店で共通して使えるポイントを見つけると、さらにカードの枚数は減らせるでしょう。
ポイント管理が難しい場合は「毎回の買い物でポイントを利用する」のも効果的です。1ポイントから割引に使えるポイントも多く、会計時にポイントを使うようにクセをつけておけば期限切れで失効することもありません。
一元管理できるポイントのみ利用
複数のポイントを利用するなら、スマホでポイントカードを管理するのもよいでしょう。たとえば、LINEには「マイカード」と呼ばれるシステムがあります。
Ponta・スターバックス・無印良品など、複数のポイントカードをLINEアプリ上で表示できるサービスです。カードを登録するとLINE上でポイントカードのバーコードが表示できるようになり、会計時に見せるとポイントが貯まります。
iPhoneで利用できる「Apple Wallet」も、マイカードに似たサービスです。dポイントカードとPontaが登録できます。
Apple Payでの支払い時にはポイントカードの読み取りなしで自動的にポイントが貯まり、現金支払いのときにはバーコード表示をするなど使い方も多彩です。
ポイントカードが少ない場合は「お店独自のアプリ」をそれぞれダウンロードする方法もあります。しかし、ポイントカード以外のアプリ機能を活用するのでない限り、一元管理の方がスムーズです。
ポイント還元より価格の総額で考える
ポイントカードを作らない人は、商品の値段を見て行動しています。ポイントがつくかどうかよりも「値段が安い方」を選んでいるのです。
「5%のポイントがつくけれど、商品の値段はポイントがつかないお店より5%高い」ということはよくあります。一見どちらも同じに見えますが、人によっては値段が安い商品を選んだ方がお得です。
ポイントをもらっても使い切れないなら、安い方が有利でしょう。
また、せっかくポイントをもらっても、使うお金が増えると意味がありません。
もらったポイントを使うために、所持金を足して高いものを買ってしまうと出費がかさんでしまいます。
ポイントを使うために生活費がピンチになるなら、ポイントをもらわずに値段が安いものだけを買いたいと考える人もいるのです。
まとめ
ポイントカードがお得かどうかは人それぞれになりますが、使い方次第で有利にも不利にもなります。
消費者として考えておくことは、商品やサービスが自分にとって本当に必要かどうかをまず考え、プラスアルファでポイントがある方が良いのかということがポイントとなります。