2020年4月からフラット35の融資条件が変更になります。
既にマイホームをお持ちの方やマイホームを購入するつもりのない方にとっては、関係のない話ですが、現在投資マンションローンを組まれていてこれからマイホームを購入する方にとっては大きな変更となるのでご注意ください。
住宅金融支援機構H.P
【フラット35】2020年4月の主な制度変更事項のお知らせ:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】
変更点1・・・区分マンションや戸建てを賃貸にしている場合の借入額も算定に含まれる。
変更点2・・・セカンドハウスを取得するためのフラット35を二重に借り入れることができなくなる。
今回重要な変更点は1です。
今までは投資用ローンがあってもフラット35を利用すれば比較的マイホームローンを組むことができたのですが、これからは投資用ローンがあることでマイホームが買えなくなる可能性が出てきます。
もちろん年収や年令にもよりますが、独身の方などはより慎重に将来設計をした方がよいでしょう。
2018年 スルガ銀行問題
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2019年 フラット35不正利用発覚
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2020年 フラット35業界シェアNo1アルヒ 投資マンション書類改ざん問題
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2020年 投資マンション市場からアルヒ撤退
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2020年 住宅金融支援機構が違反者に一括返済を要求
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2020年 住宅金融支援機構がフラット35の条件を変更
毛利英昭の不動産投資チャンネルvol.13~投資用マンション融資の不正について(ARUHIの審査書類改ざんのニュースから)
厳しくなったというよりは、今まで甘かった部分が見直されたという感じではないでしょうか。当然と言えば当然ですね。
投資家も金融機関も互いに一時的な貸し借りではなく、持続可能な発展(Sustainable Development)が大事ではないのでしょうか。
投資は自己責任で