新型肺炎による影響で、クルーズ船が次々に入国拒否という事態に陥っています。
港に大型客船が漂う姿は、なんとも言えない様相です。
政府も異例の事態と捉え、入国管理法に基づき対策を強化しています。
この影響で、関西の観光、ホテル業界はかなりの影響を受けています。
2018年のデータによると、関西に入国した外国人のうち30%は中国人であり、全国平均より高く、中国人客の影響を受けやすくなっています。
観光客ツアー向けのバス会社では、収入が8割減となり従業員の給料がカットされるという話もニュースで流れていました。
下図は、関西の小売業や飲食業51企業への売上高の聞き取り調査です。
じつに8割近くが「減少」と回答しています。
【日本経済新聞より抜粋】
現時点で、SARSの時を上回る大きな影響となると考えられており、事態ができるだけ長期化しないことを望むばかりです。