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  • 誰にも将来の予測はできない

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    将来の投資の収益がどうなるのかわかりません。

     

    投資はお金を「未来」の自分の為に預けることです。

     

    しかし、昨今の新型コロナウイルスにより、コロナショックがいつ収束するかわからい状態で未来は誰にも予測できません。

     

    この「わからない・不確実な未来」にどのように備えるかということが、投資の重要な点で、また醍醐味でもあると思います。

     

     ブラック・スワンの著者のタレブの「まぐれ」という本をご存知ですか?

     

    まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

    まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

     

     

    ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

    ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

    • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛
    • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
    • 発売日: 2009/06/19
    • メディア: ハードカバー
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    この本の中では「投資家の中に未来を予想できると勘違いしている人が大勢いる」と述べられています。

     

    「まぐれ」や「未来がどれだけ予測不可能か」を知ることは、投資を行う上で、非常に重要なことだと思います。

     

    まずは「わからない」と認めることが重要

     

    「来週のマーケットはどうなるのか?」「10年後の不動産市況はどうなるのか?」

    このようなことを考えても結局2択しかないため、ただのギャンブルに過ぎません。

     

     

    マーク・トウェインの言葉

    問題につながるのは、わからないことではなく、正しくないことを正しいと信じることである。

     

     

    「わからない」といって事故に繋がる事はありませんが、「私はわかる」言って、その意見に賭けると事故に繋がる可能性があります。

     

    たまたま予想があたり自分のことを「イケてる投資家」だと勘違いし、タイミングを見計らった売買を繰り返し、大きな損失がでるくらいであれば、むしろ自分は天才投資家ではないというスタンスで物事を考えていくほうが賢明だと思います。

     
    投資家にとって、最も大切な言葉は「わからない」だと思います。
     
    わからない事に賭けるのではなく、わからないことを素直に認め、どうするかを考える事が本当の投資戦略だと思います。
     

    まとめ

    世界中の様々な意思決定の結果である、未来がどうなるかは誰にも予想できません。
    だからこそ、いろいろな事に備えなければなりません。
    (現金ですら絶対安全というわけではありません)
     
    また、未来がわからないから(リスクがあるから)投資はリターンを生むという一面もあります。また、わからないこと」はダメな事ではありません。
     
    わからないのに備えなかったり、わからないのにリスクを取り過ぎてギャンブルしすぎるのがダメなことです
     
    とはいえ、過度に恐れ過ぎる必要もありません。
     
    要は自分にしっくり合ったバランスが肝心だと思います。
     
    自分に合った範囲でリスクをとり、上手く「未来の不確実」と付き合って、
     
    資産を守ったり、増やしていくことが大切だと思います。
     
    もう一度、自分にとってのリスク許容度(リスク資産と無リスク資産の割合)を見つめ直す良い機会だと言えます。
     
     
    投資は自己責任で