人生100年時代と言われています。
今までは20年間教育を受け、40年間働き、老後が20年という時代でした。これからは20年間教育を受け、40年間働き、老後が40年となり、今までより老後の期間が20年も長くなります。今後は老後の40年間の生活費を働いている間の40年間で捻出しておかないといけないということです。
上の図は、 毎月5万円年平均リターン6%の投資を40年行った人と毎月5万円の貯金しかしなかった人の違いです。
リスクを取り、投資を行えば、普通の人でも1億円近くの資産形成は十分可能です。「投資は危険」・「投資はギャンブル」・「投資はお金持ちがするもの」と何もしなければ、40年後には4倍ほどの格差が生じます。投資をしなかった人には悲惨な老後が待ち構えています。
フランスの経済学者トマ・ピケティのベストセラー著書「21世紀の資本」にその理由について書かれています。
「r>g」
r(リターン)とは株式や不動産など、資産運用から得られる利益率。
g(グロース)とは、経済成長率(賃金上昇率)。
ピケティ氏の研究によれば歴史上、r(資産からの利益率)は常に、g(所得の伸び率)を上回り続けていました。
「資本主義を放置すると格差は拡大する」
今までの世間の常識では社会人になると、多くの人が自動車や生命保険を購入しようと考えますが、これらの支出により、余剰金が少なくなるとしたら、今後は購入に対して慎重に考えたほうがいいかもしれません。
例えば、利便性の高いエリアに住めば、車が必要ありませんし、社会人になれば、健康保険制度や雇用保険制度で大部分の病気・ケガ・失業のリスクをカバーできるので、民間の保険に入る必要もありません。つまり、若いうちから消費を抑え、投資を行うことで、資産の最大化がはかれます。
ただ、長い人生お金が全てではありません。人生はお金より大切なことはたくさんありますので、人生を楽しめないのであれば、本末転倒です。
しかし、何もしなければ格差が広がる一方ですので、お金持ちになれないのは個人の選択の結果となります。
投資は自己責任で
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