9月は転勤等が多くなる時期の為、新しい住まい探しをする方が多くなる時期です。
本日は賃貸マンションを借りる際のポイントについて解説していきます。
借りる物件のポイント
「良い物件」を借りる際には、自分自身で「良い物件」とはどういうものか整理する必要があります。
要は優先順位を決めるということです。
優先順位の決め方は一般的には下記のとおりになります。
- 立地条件(どこに住みたいのか?)
- 予算(月々いくらまで払えるか?・初期費用はいくらの予算まで可能か?)
- 間取り(どのくらいの広さが必要か?)
あとは、設備仕様等もありますが、数をあげれば切りがないので、概ね上記の3つのポイントを重視するのが良いです。
賃貸仲介店に行かれて「これがオススメの物件です」と言われたところで自分自身が何に重点を置いているのか理解していない段階であれば、結局決めることができないないので、この点はインターネット等で探している段階ですり合わせをする必要があります。
物件探しはいつ頃から始めるとよいか
物件を探し始めるのは概ね2ヶ月前ぐらいからで良いと思います。
空室の物件の場合、部屋の入居が1ヶ月以内でお願いされることが多いので、あまり早く探して物件が見つかっても入居時期の問題で借りることができないからです。
賃貸マンションの内覧時の確認する点
さて、自分にとっての「良い物件」というのがわかってきたところで、お部屋の見学をします。
その時に見学する際のどこを確認するかについて解説していきます。
電化製品や家具がおさまるかどうか
賃貸仲介店でマイソク(物件資料)をもらうと思いますが、寸法やコンセントの位置などの記載が有りませんので内覧時に確認するところは手持ちの家具・家電がおさまるかどうか確認して下さい。
また、室外機が設置できない部屋の間取りはエアコンが設置できないのでエアコンを設置したい場合、エアコンが設置できるかまたは、築年数が古い物件の場合においては電気容量の確認が必要です。
採光・通風
次に確認するのは採光や通風です。
日当たりや風通しが良い方が良いのですが、昨今、共働きや日中家にいない人も多いです。
日中家にいないのに日当たりが良くても意味がないですし、都心部では窓を閉めっぱなしのお宅も多いので風通しが良くてもメリットを感じられない場合も多いです。
また、上層階や角部屋であると採光や通風がよくなる傾向にあるのですが、デメリットとして開口部が多いため、室内が夏が暑く、冬が寒くなる傾向があります。
自分の生活パターンをよく考えて、部屋を選ぶと良いです。
申込み・契約時
良い物件が見つかれば、次に申込みです。
申込時の必要書類は下記の通りです。
- 印鑑
- 本人確認資料(運転免許証・健康保険証)
- 収入証明
以上の2点ぐらいで最初は大丈夫です。
入居申込書と賃貸保証会社の申込書を記入します。
入居審査がOKになれば、次に契約です。
契約時の必要書類は以下のとおりです。
- 住民票
- 印鑑
- 所得証明書
連帯保証人が必要な場合
- 連帯保証人の本人確認資料
- 印鑑証明書
- 実印での押印
以上です。
まとめ
賃貸マンションを探す際は、どこまで妥協できるかをまず決めることが重要です。
なぜなら、エリア・予算・立地には制限があるからです。
妥協できるポイントをすり合わせしなければ、良い物件が他の入居希望者から先に決まってしまうため、結局、残り物しかなくなるからです。