もうすぐ夏のボーナスのシーズンですが、ボーナスがでれば貯金する方もいらっしゃるでしょう。
では、昔の定期預金の金利・利息が最大だったときは郵便貯金でみると過去には10%を越える利息の時代もありました。
とはいえ、現在の日本の定期預金は雀の涙です。
今日は定期預金金利の推移をご紹介致します。
銀行の定期預金金利の推移
1990年代には定期預金の利息が2%を超えていました。
定期預金なので当然、元本保証で2%の利回り、現在の東証一部上場銘柄の平均配当利回りぐらいです。
となると、定期預金は元本保証で非常に魅力的な資産運用でした。
郵貯の金利!最大で12%!
現在のゆうちょ銀行である郵便貯金の定期貯金はこれより遥かに高く最大で12%の時もありました。
これだけ利息が貰えるのなら、リスクのある株式投資や不動産投資がギャンブルだと言われても仕方ありません。
現在の定期預金の金利
現在の定期預金の金利で金利が高いものをピックアップしました。
一番高い金利で0.22%となっております。
郵便貯金の12%と比べると、かなり低い利率です。
定期預金デメリット
定期預金であろうが、金利は最大で0.22%。
100万円の定期預金をしても、年間で2,200円の利息にしかなりません。
定期預金は資金を拘束されるデメリットがあります。また、日本銀行は物価上昇率を2%を目標に掲げております。
定期預金の利息が0.22%
物価上昇率が2%
こんな状態になってしますと、定期預金に預けておくと、毎年目減りしてしまいます。
資産運用の必要性
定期預金は元本保証です。
ですが元本保証というのはリスクがないということではありません。
資産が目減りするリスクは大いにあります。
一方、株式や不動産などのリスク資産は元本保証いわゆる、資産が減少するリスクはありますが、リターンは定期預金よりはるかに高い利率になります。
資産運用はチャートを読んだり、会計の知識がないと出来ないものではありません。
至極シンプルに考えると、「自分の資産のうちどのくらいの割合をリスク資産(株式・不動産)に割り当てるか」ということだけです。
最低限現金で確保しないといけない部分は現金で持っておき、それ以外の部分を自分にとってどのくらい配分するか良いかを考えることが一番重要です。