サラリーマンが副収入を得る手段として、不動産投資が注目されています。
ただ、やり方を間違えると大損する可能性も多いにあります。
コロナ不況で副業を持っている人は強い
雇用止め・派遣切り・失業。
新型コロナウイルスの影響で、非正規雇用を中心に突然収入が途絶えてしまった人が増えている。
新型コロナウイルス関連の倒産も後を絶ちません。
帝国データバンクによると、2020年6月現在、全国で237件に上るという。
リーマン・ショックを上回る景気後退が懸念される中、正規雇用であっても賞与や給与に影響が出てくる可能性があります。
サラリーマンでも今後の生活に不安が募ります。
そんな中で、サラリーマンの給与収入の他に、もう1つの収入を持っている人は強いです。
そのもう1つの収入の柱が景気に大きく左右されない安定的な事業だとしたらなおさらです。
そこで注目されるのが不動産賃貸業です。
プロでも損失を出す
不動産賃貸業は「不労所得」と言われていた割に、色々な知識を必要とする商売です。
ですから、知識を身に着けずに始めると失敗します。
不動産業界は、多額の資金が動くので曲者も非常に多いです。
某大手ハウスメーカーも地面師事件に巻き込まれ、55億円の損出を出しています。
プロでも古典的な詐欺に引っかかることもございます。
失敗する人の共通点
失敗する人の3つの共通点は、
- 知識を正しく身につけていない
- 経営者としての自覚がない
- 欲が深い
正しい知識を身につけておかないと投資ノウハウばかりに目が行き、本来知っておくべき知識を持たない人はいいカモにされます。
また、家賃収入からローンの返済、経費を差し引いて、残ったお金をすべて自分の利益だと思っていると、お金が入ってくれば使い、いざ、修繕などでお金が必要になったときに、その資金がなくて困った、などという話はよく聞きます。
不動産事業なので、事業を継続するために将来必要となる資金をきちんとプールしておくことは当たり前のことです。
不動産経営であるにも関わらず、『投資』という言葉で、勘違いする人が非常に多いです。
不動産経営は最終的には資産拡大を目的としている事業です。
だからこそ、欲深い人は結果として失敗する人もいます。
本来の目的が達成しているのに関わらず、他の不動産投資家に感化され、もっと増やさなければという意識に駆られて買い続ける人もいる。
買い続けること自体が悪いのではなく、その過程で投資家自身のリスク許容度が超え、無理が生じて最終的に破綻してしまう人も多くいます。
では成功する人とはどのような共通点があるのでしょうか。
次回に続く