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  • 単利と複利の違い

     

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    金融商品を選択する時に、金利には2つの種類があるのをご存知でしょうか。単利(たんり)と複利(ふくり)と言って、金利の付き方が違います。この違いを知っておくと、金融商品を選ぶときに役に立つます。

     

    単利とは?

    単利は、初めの元本にだけに金利が付く仕組みのことです。

    例えば、100万円預けて年利が10%の場合、1年間の利息は純粋に10万円になります。そして2年目も元本100万円を基本に計算しますので、利息分は10万円になります。そうすると、2年間で20万円ということになります。

     

    複利とは?

    複利は、元本+金利に金利が付く仕組みのことです。

    例えば100万円預けて年利が10%の場合、1年間の利息は10万円ですが、2年目の利息の元本は「100万円+10万円」で「110万円」となります。このため2年目の利息は11万円となり、1年目よりも増えるわけです。単利と比べて、2年目ですでに差が出始めているのがわかります。長期で見れば元本が毎年増えてくるので、利息分もどんどん大きくなります。

     

    単利と複利の差

     

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    上の図は元本100万円、年利5%で30年間運用した場合です。

    【単利】元本100万円+利息150万円=250万円

    【複利】元本100万円+利息332万1,942円=432万円1942円

     

    税金などを考慮しない場合、利息の差を比べてみると、複利の方がプラス182万1942円となりました。上の例では、単利より複利の方が、はるかに利息が高くなるのがわかります。

     

    まとめ

    最後に単利の場合は、利息が支払われた段階で自動的に課税されます。一方、複利の場合、利息を元本に再投資する段階では課税されず、満期時に確定した利息に対して一括して税金が引かれます。この場合、満期前に元本に上乗せされた利息に対して税金が引かれていないため、受取利息は単利よりも多くなり、運用期間が長いほど複利運用のほうが効果が出やすくなります。

    投資というと大体の人は「安く買って、高く売るもの」だと考えています。理論上はそうなのですが、誰しも将来の価格がどうなるのかはわかりません。長期運用において、売買のタイミングはあまり重要ではありませんので、ごく普通の人の場合、少額でもいいので早い段階から資産運用をスタートさせるほうが賢明です。

     

    自分がセンスのある投資家だと錯覚し「安くなったタイミングで投資をしよう!」と考え、そのまま安くならず、傍観したまま、時が過ぎてしまい、投資経験が蓄積されないまま、あせって一括投資をし、その後に暴落に見舞われ、即ゲーム終了とならないように、お金より最も大事な「自分の生きている時間」は有限であると理解しておくことがもっと重要です。投資はマネーゲームではありません

     

    投資は自己責任で

     

     

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