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  • 投資で失敗しない方法!それは・・・

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    多くの個人投資家が「投資で失敗した」と嘆く最大の理由は何でしょうか?

     

    それは「自分の感情」に左右され、目先の含み損に耐えられないためです。

     

    私たちには、得をした嬉しさよりも、損をしたガッカリ感を強く感じるという心理傾向があります。

     

    ※詳しくはプロスペクト理論をご参照下さい。

    ja.wikipedia.org

     

    これは、人間に本来備わっている本能で、危機回避能力とも言えます。

     

    たとえば、あなたの昔の記憶を何でも良いので思い返してください。

     

    パッと頭に浮かぶのは、楽しいことや幸せなことよりむしろ、恥ずかしかったこと、悔しかったこと、悲しかったことなど、なぜか嫌な記憶ほど鮮明に覚えているかと思います。


    つまり、投資においても、知らず知らずのうちに危機回避能力が発動することで、損失から逃れようとしているのです。

     

    実は、この現象は医学的な根拠があり、嫌な事、辛い事、危険な事をまた繰り返さないよう、人間の本能の中にしっかり記憶される機能が備わっているためです。

     

    投資で言えば、利益が出た喜びよりも、損失が出た悲しみの方が強烈なインパクトが脳に、そして心理的に負荷を与えます。

     

    すると、人は本能的な危険を察知したとして「損する」ことがわかっていても売却してしまします。

     

    いわゆる「狼狽売り」です。

     

    さらに、「損する」ことを考えるたびに損失の記憶がずっとフラッシュバックして、悔しさを挽回するために理性が吹っ飛んでリスクのある投資に手を出します。

     

    そして、多くの個人投資家は一発退場します。

     

    パチンコ・競馬・競艇などでも勝負に熱くなり過ぎて「あと少しで勝てる!」と追加でお札を機械に吸い込ませる人ほど負ける法則がありますが、感情的になればなるほど儲からないように出来ています。

     

    投資もこのロジックと同じで、「感情を無くす」ことができれば失敗するのを防ぐことになります。

     

    そのため、どんな時であっても感情を無にして機械的に買い続けることができる

    「積立投資」が、実はどんな投資法よりも有効なのです。

     

    一般の個人投資家は一部の天才デイトレーダーのように個別株を頻繁にトレードして儲かることはまずあり得ません。

     

    それよりも、重要なのは、「何に」「いつ」投資するかというタイミングより、感情を捨てて淡々と積立を続けていく投資戦略が、多くの個人投資家にとって最適解となります。

    【住宅ローンの金利推移】頭金2割は本当に必要?

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    本日は住宅ローンのルーツや金利推移について解説していきます。

     

     住宅ローンのルーツ

    住宅ローンのルーツは、明治30年(1897年)に現在のみずほ銀行の創設者である安田善次郎氏が東京建物を設立して始めた住宅の割賦販売です。

     

    本格的に広がったのは、1950年に住宅金融公庫が設けられてからです。

    ja.wikipedia.org

     

    公庫融資は当初より固定金利のみでした。

    1970年代には「住宅の質的向上」が重視されて公庫融資基準が設けられ、その後も制度改正が行われ、景気対策の一環として融資戸数の増加が図られてきました。

     

    1960年代以降は民間金融機関による住宅ローンが本格化し、次第に新規貸し出し額で公庫と競うようになります。

     

    その後、公庫は2007年3月で廃止され、債権は独立行政法人住宅金融支援機構へ承継されました。

     

    現在は、証券化支援による長期固定の「フラット35」をメインの事業としています。

    www.osaka1roommansion.com

     

    民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)

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    ※ 主要都市銀行のHP等により集計した金利(中央値)を掲載。なお、変動金利は昭和59年以降、固定金利期間選択型(3年)の金利は平成7年以降、固定金利期間選択型(10年)の金利は平成9年以降のデータを掲載。
    ※ このグラフは過去の住宅ローン金利の推移を示したものであり、将来の金利動向を約束あるいは予測するものではありません。

     住宅金融支援機構HP抜粋

     

    上記の図から今から30年前の1990年の変動金利の金利はなんと8.5%住宅金融公庫の固定金利が5.5%でした。

    ※ちなみに当時の郵便貯金の定期貯金金利(3年以上)は、なんと6.33%でした。

     

    2020年10月現在の金利は下記の通りとなります。

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    変動金利は最安値で0.380%、全期間固定金利でも最安値0.540%とかなり低い水準です。

     総返済額の比較

    では、最も高かった1990年の変動金利・固定金利と現在の金利で月々の返済額と総返済額についてシミュレーションしていきます。

    ※シミュレーション条件:3,000万円35年ローン元利均等返済の場合

    1990年の場合

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    変動金利の場合、総返済額が元本の約3倍、固定金利でも元本の約2.2倍の支払いをしなければなりませんでした。

     

    2020年の場合

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    両者とも、総返済総額が元本プラス約200万円~300万円程度でかなり抑えられています。

    また、月々の返済額も半分~1/3程度に圧縮されています。

     

    1990年の毎月返済額で現在の金利でどのくらいの住宅ローンが借りれるか

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     同じ返済額でも借入可能額が1990年当時より約2~3倍程度多くなってなります。

     

    まとめ

    昔は、不動産を購入するときは頭金が最低2割必要とよく言われておりました。

     

    当然、30年前の金利で住宅ローンを組もうとすれば、返済額が高額になるため、返済額を減らすために頭金を多く入れる必要がありました。

     

    また、その当時の預金金利が6%台とかなり高く、お金を預けるだけで金利が増えていた時代でした。

     

    ただ、現在は預金金利も0.001%と超低金利時代ですので、お金は一向に増えません。

     

    昔、マイホームを購入された方と、時代背景が全く違うため、鵜呑みにしてしまうと、損する可能性があります。

     

    また、住宅ローン減税という制度があります。ローン残高の最大1%分が税金から還付金として戻ってきます。

     

    0.380~0.580%の推移でお金を借りることが可能であれば、税金が戻ることにより実質はお金が増えている状態になります。

     

    投資やマイホーム購入といった場合、親族に相談するケースが多いと思いますが、そこでご自身で考えないといけないことは『現在でも通用する内容かどうか』ということになります。

    脱ハンコ時代へ!

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    菅総理大臣は、7日の規制改革推進会議で、押印廃止など行政手続きの抜本的な見直しを全省庁に指示しました。

     

    段階的にIT・デジタル化を進めていきます。

     

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    日本経済新聞抜粋

     

    新型コロナウイルスの感染拡大防止や新たな生活様式に向けた規制改革を審議し、書面や押印、対面制度の撤廃に向けて年内に政省令を改正し、法改正が必要な場合は2021年の通常国会での実現をめざすことになります。

     

    テレワークで、書類に押印やサインがもらえなくなったことで、明らかになった経緯があり、今後働き方改革を進める上でも重要な事案と考えられています。

     

    現在、婚姻・離婚届の押印の廃止も検討がされています。

     

    反対派の声も大きいようですが、実際に仕事をする上で、多くの人が関係する問題でもあるので、実務上納得できるよう改革が進むことを望みます。

     

    日本のハンコ制度はいつから?

    そもそも世界で印鑑登録制度があるのは、日本、台湾、韓国のみと言われています。戦前の日本統治の影響があるため、実際には日本のみの制度だとされています。

     

    西暦700年ごろから、実際に使われるようになり、江戸時代に農民の間で普及したと考えられています。

    農民には年貢を納める責任があり、誓約書に印鑑を押していたようです。

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    不動産業界ではどうなる?

    今回、第2段階の【書面・対面の撤廃】で、不動産売買時の重要事項説明書の書面交付について言及されました。

    コロナウイルスの影響により、業界では、オンラインでの説明、VR内見など様々な取り組みがされてきました。

     

    賃貸借契約では、IT重説がすでに利用されていますが、売買では利用されていませんでした。

     

    古い慣習が残る業界ですので、これを機に関係者全員が利用しやすい環境への変身を期待しています。

     

    2つのお金の問題

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    本日は、「金持ち父さん・貧乏父さん」の著者のロバート・キヨサキ氏の話を引用します。

     

    金持ち父さん貧乏父さんの著書の中に、

     

    「お金の問題はたった2つしかない。お金が足りないか、お金がありすぎるかだ。どちらの問題がいい?」

    ほとんどの人は、お金が足りないという問題を抱えた家庭で育っています。


    貧乏父さんは、良い給料をもらっていても、決して十分なお金を持っているようには見えません。

    金持ち父さんは、最初はあまりお金がなかったのですが、お金がありすぎる時にしか起きない問題に直面するほど、財産を増やしました。

    2つの考え方

    金持ち父さんは、人々が結局「お金が足りないからだ」という考えに至るのは、欠乏した考え方で世界を見ているからだと指摘しています。

    ある日突然、宝くじや相続の幸運によって金持ちになったとしても、大抵がそのお金を浪費し、また貧しくなります。

     

    金持ち父さんは、貧しい人は結局貧しいままだと確信していました。

     

    そして、こういいました。

    「ある人が、”そんな余裕はない”と言ったなら、その人はコインの片側しか見えていない。“どうやったらその余裕が生まれるだろう?”と尋ねた瞬間、その人は反対側を見始めることになる。」

    経費削減と消費

    皆様が人生の経済的安全を真に望むなら、「経費削減」はいい加減なだけでなく、間違ったアドバイスとなります。

    賃貸用不動産を所有しているとします。

    他のビジネスのように、賃貸物件では主に3つの項目があります。

    1. 収入
    2. 経費
    3. 負債


    それぞれの項目に対して、最初に質問すべきものは何でしょうか。

    収入

    「どうすれば収入を増やせるか?」です。

     

    多くの場合、経済的問題の解決策は収入を増やすことです。

     

    不動産でこれを達成する方法は、空室を減らし、家賃収入を増やすことです。

    経費  

    ほとんどが「どうすれば経費を削減できるか?」と間違った質問をします。

     

    良い質問は「資産の価値を上げるために、どうすればお金をもっと効率的に使えか?」

    例えば、所有している賃貸物件の水道料金が高すぎる場合。

     

    そこで使用する水の量を削減して、経費を抑えることにしました。

    節水の結果、植物が枯れ始めました。

     

    景観が損なわれ、居住者は不満を抱くようになりました。

    経費を削減する代わりの良いアイディアは、お金を使うことです。

     

    節約するのではなく、草木を追加するためにもっとお金を使うのです。

    この支出により、居住者と入居予定者にとって、物件はより魅力的になりました。

     

    今や緑豊かな外観と雰囲気のおかげで、より多くの人がそこに住みたいと思うようになりました。

    そのため賃料を引き上げることができました。物件の価値が上がれば、賃料も上がります。したがって、より大きなリターンを得るために借り入れを増やす必要があるなら、まさにこれをやるべきです。

    価値や収入を増やすために、どうすればもっと効果的にお金を使えるかという質問は、

     

    個人の財力について尋ねるべき質問「お金を使って、もっとお金を稼ぐにはどうすればいいか?」と全く同じです。

    収入に見合った生活をしろと言う代わりに、収入を増やせと私は言いたい。経費を減らすことではなく、収入を増やすことに焦点を合わせてください。

    あなたの収入を増やすということは、あなた自身があくせく働くのではなく、あなたのためにお金があくせく働いてくれるようにお金をうまく利用するということです。

    経費削減だけなら頭を使う必要はありません。

    お金を使わないようにするだけなので、誰にでもできます。

    お金を稼ぐためにお金を使う方法を理解するには、創造性と少しの勇気が必要です。

     

    これが経済的知性(ファイナンシャル・インテリジェンス)です。

     

    今の日本はデフレに慣れすぎて、「安いものがいいもの」と錯覚しがちです。

     

    本来、投資は『価値に資金を投じる』行為です。

     

    ですから、『あそこから〇〇円値引きして購入できた』とか、『安い物件が購入できた』というのは投資ではなく、投機の考え方です。

     

    なぜなら、安く済まそうと思うあまり、使わないといけないところにお金を使わないからです。また、自分だけ利益をだそうという考え方になりがちなので、ステークホルダーの方が信頼して付いて来なくなるでしょう。

     

    真の投資家はアイデア・お金・時間を使い、現在価値を上げ、誰かに売却したり、保有することで得る、家賃・配当等の果実を得たりすることです。

     

    そして、利益を出せば、ステークホルダーの方も仕事が増え、収入も増加し、「win-winの関係」が構築でき、ますますお金になる環境となります。

     

    皆様も投機ではなく投資をして頂ければ幸いです。

    【不動産】購入する時に考える価値観の軸

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    日頃よく、持家VS賃貸という内容の記事を目にされると思います。

     

    「コストとしては持家の方がお得です!」

    「自由に引越しできるので賃貸の方が気楽で良いです!」

    「購入するなら資産価値が下がらない物件を選びましょう!」

     

    などなど、立場が違えば、色々な答えが出てきます。

     

    そしてもちろん、人によって正解は違ってきます。

     

    購入する家の金額が高額になればなるほど、慎重になったり、迷う事もあると思いますが、自分にとって、価値観の軸が何かを改めて考えてみれば、どうするべきか、自ずと答えは出てきます。

     

    【不動産購入時の価値観の軸:例】

    • 「コスト」
    • 「広さ」
    • 「駅までの距離」
    • 「日当たり」

    などです

     

    大きな一戸建てに住むことが昔からの夢であれば、不動産が上昇している時期でも購入すれば良いでしょう。

     

    また、特別住宅に関心がなければ、良い家が販売されていても、購入する必要はないでしょう。

     

    大きな買い物である不動産なので、周りの人に意見を聞く事もあると思いますが、聞いてもあまりピンとこない時もあります。

     

    当然ながら、人によって価値観は違うものなので、こういったことはあり得ます。

     

    その際には、なぜ検討するに至ったのか、もう一度目的を見直してみます。

     

    目的がずれてしまっていないか、その都度、修正作業を加えれば、納得のいくゴールに近づく事ができます。

     

    そして大切なことなのですが、最終的に自分でその選択をしたのであれば、何かあった時は、責任を持つ必要があります。

     

    取り切れない責任が発生するようであれば、止めておくべきでしょう。

     

    コロナウイルスの影響により、行動が制限されたり、気持ちが沈みがちな時期だからこそ、大きな買い物をする際には、自分で責任が取れる事かどうかをしっかり判断することが大事です。

     

    そして、もし問題がないのであれば、積極的に行動する事も、同様に大事なことではないでしょうか?

     

     

    【人生4大コスト】カットするだけで1億7,250万円築ける!

     

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    バカになって生きていくためにも必要なことはある。

     

    大切なことは、人生の4大コストを大幅にカットすること。

     

    • 家族  生涯コスト:6,500万円
    • 家   生涯コスト:6,000万円
    • 自動車 生涯コスト:4,200万円
    • 結婚  生涯コスト:550万円

     

    そして、結婚の場合は離婚すればさらに大幅コストアップ!

     

    トータルで少なくとも1億7,250万円。

     

    これらがなければゼロになる。

     

    • 家族を作らなければならない。
    • 家を買わなければならない。
    • 自動車を買わなければならない。
    • 結婚をしなければならない。

    引用:属さない勇気 堀江貴文

     

     

    これらの常識は戦後に作られたもので今の時代には合っていません。

     

    そして、戦前はこんな常識はありませんでした。

     

    バブル絶頂期の時代であれば、お金を湯水のように使ってもガンガン給料が上がっていったので、コストなど気にする必要もなかったでしょう。

     

    しかし、今は、平均年収が下がり続けており、バブル期から約200万円近く年収が減っています。

      

    老後は年金があっても2,000万円が不足すると言われる時代なので、4大コストにお金を使っていれば、いつまで経っても家計は火の車状態で、貧困老人になってしまうことは致し方ありません。

     

    では、豊かになるためには4大コスト全てを排除すればいいのか?

     

    とはいえ、ホリエモンのマネをしてそんな極端なことをする必要もありません。

     

    たとえば、家族を持ちたいなら持てば良いし、家や車がほしいなら購入すれば良いですし、結婚をしたいならすれば良いです。

     

    ただし、問題なのはその「方法」です。

     

    タワマンや高級車を背伸びして購入したり、盛大な結婚式を挙げるなど、本来、お金をかけるべきでないところにお金を投じてしまうと、バケツの底に穴が空いたようにお金は消えてなくなります。

     

    例えば、

    • マイホームは中古物件を選ぶ
    • 車はカーシェアリング
    • 結婚式は挙げない

     

    など過剰になっているコストをカットすることで、生活の質を低下することなくお金を貯められます。

     

    何かを購入する際、他人と比較するのではなく「自分の価値観」「自分にとっての幸福度」を優先することが、お金も増えるでしょうし、幸福度も高い人生を歩んでいけるのではないでしょうか。

    【YouTuber ヒカル】お父さんの為に新築マンションをキャッシュで購入!


    【親孝行】関西で一人暮らしするおとんのためにマンション購入してきました

     

    先日、YouTuberのヒカルさんが関西のお父さんの為に東京調布市に新築マンションを購入された動画がアップされていました。

     

    今回は、購入された物件の概要とシミュレーションについて解説致します。

     

    ヒカルさんが購入したマンションの場所はどこ?

    物件名:ラフェスタ調布多摩川

    所在地:東京都調布市多摩川5丁目10-2

    交 通:京王電鉄京王線「調布」駅徒歩14分

        京王電鉄相模原線「京王多摩川」駅徒歩3分

    総戸数:35戸

     

    公式ホームページ:http://www.raffistar.jp/chofu-tamagawa/

     

    路線価・公示地価 

    路線価(令和2年分)270,000円

    参考:令和2年分 財産評価基準書 59158 - 路線価図|国税庁

     

    公示地価(令和2年分)295,000円

    参考:標準地・基準地検索システム〜国土交通省地価公示・都道府県地価調査〜 <詳細情報>

    募集賃料

    賃 料:79,000円~81,500円

    共益費:17,000円

     

    sumaity.com

    引用:スマイティ

    間取り

    部屋番号が606号室とおっしゃっていましたので下記のタイプ(反転)になります。

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    販売価格

    You Tubeの動画の中では営業担当の方が3,000万円とおしゃっていました。

    専有面積25.52㎡で3,000万円ということは、

    • 平米単価:1,175,548円
    • 坪単価 :3,886,109円

    大阪では考えられない価格帯です。

     

    1日の乗降人員

    京王電鉄相模原線「京王多摩川」駅

    2019年度:17,021人

    2018年度:17,701人

    京王電鉄京王線「調布」駅

    2019年度:130,065人

    2018年度:129,968人

     

    京王新宿駅の乗降人員が下記の通りです。

    2019年度:788,567人

    2018年度:797,378人

     

    新宿と比較すると、ローカル感が否めないです。

     

    参考:1日の駅別乗降人員|京王グループ

    調布市の人口推移

    男性  115,751人(前年度比△58人)

    女性  121,924人(前年度比△68人)

    合計  233,065人(前年度比△126人)

    www.city.chofu.tokyo.jp

     

    シミュレーション

    売買代金:30,000,000円

    家賃収入:98,500円(サブリースは86,000円)

    管理費:280円/㎡

    修繕積立金:60円/㎡

    管理委託費:賃料の5%(税別)

     

    自己資金:10万円

    借入金額:2,990万円

    住宅ローン金利:1.9%(変動金利・元利均等返済)

    返済年数:35年

     

    上記の様な条件で試算してみました。

     

    管理委託契約の場合、

    収入 

    月額家賃 98,500円

     

    支出

    住宅ローン返済額 97,520円

    管理費 7,140円

    修繕積立金 1,530円

    管理委託費 4,482円

     

    月額収支 ▲12,172円

     

    その他、毎年、固定資産税・都市計画税がかかります。(約8万円)

    サブリース契約の場合

    収入

    サブリース家賃 86,000円

     

    支出

    住宅ローン返済額 97,520円

    管理費 7,140円

    修繕積立金 1,530円

     

    月額収支 ▲20,190円

     

    その他、毎年、固定資産税・都市計画税がかかります。(約8万円)

     

    以上の様に、毎月のキャッシュ・フローは赤字となってしまします。

     

    赤字から黒字に転換しようとすると、管理委託契約の場合、約370万円サブリース契約の場合、620万円の自己資金の追加が必要です。

     

    表面利回り実質利回り

    表面利回り

    表面利回りとは下記の様に計算します。

     

    表面利回り(%)

    =年間想定家賃収入÷物件購入価格×100

     

    本物件の場合、

    1,182,000円÷30,000,000円×100=3.94%

     

    実質利回り

    実質利回りとは下記の様に計算します。

    実質利回り(%)

    =(年間想定家賃収入-管理費・修繕積立金・管理委託費・固定資産税)÷(物件購入価格+諸費用)×100

     

    本物件の場合、(諸費用は80万円と想定)

    (1,182,000円-237,824円)÷(30,000,000円+800,000)×100≒3.06%

     

    最後に

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    皆様、いかがでしたでしょうか。

    ご自身でシミュレーションは出来ましたでしょうか。

     

    ヒカルさんは現金一括にて購入されたそうですが、さすがYouTuberですね。

    エンターテイナーとしてのお金の使い方ですね。

     

    皆様は上記の様な、指標等参考に物件検討を行ってみて下さい。

     

    【成功の秘訣】不動産投資の「目的」を明確にすること

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    不動産投資といっても、様々な手法があり、得られる効果も大きく変わります。

    だからこそ、はじめにご自身にとっての「不動産投資をする目的」を明確にしておくことが、重要です。

     

    そうしなければ、目的に合わない投資スタイルを選んでしまい、途中で「こんなはずじゃなかった」ともなりかねません。

     

    今回は、「不動産投資が適正」とか、逆に「こんな目的の人がこんな不動産投資法を選ぶとミスマッチに」といった例を紹介していきます。

     

     

    「セミリタイア」や「副収入」を目的とする場合

    まず、不動産投資を始めたい人で多いのが、「将来セミリタイア生活を送りたい」という目的の人です。

    あるいはセミリタイアまでいかずとも、「不動産投資によって副収入を毎月得て、家計の足しにしたい」という目的の人も多いでしょう。

     

    こうした目的の場合、月々のキャッシュフロー(家賃収入から、ローン返済額や管理費などの支出を引いた額)をいかに大きくするかがポイントになりますので、

     

    物件価格が割安で高利回り運用が可能な「築古」「郊外」の戸建てや分譲マンション、あるいは低価格で買える木造・軽量鉄骨アパートなどが狙い目となります。

     

    セミリタイアが目的なら、こうした高利回り物件を何件も買い増していき、家賃収入の合計で生活できるようになることを目指します。

     

    但し、こうした割安=高利回り物件は、入居者ニーズが低い場合が多いので、空室を抑えるための『賃貸経営能力』を身につける必要があります。

     

    もし、自身の個人属性が高くて高額ローンを借りれたり、まとまった資金が手元にある場合は、1棟収益のRCマンションを購入する手もあります。

     

    これなら1棟で100万円以上の家賃収入を毎月得ることも可能なので、うまくいけばそれ1棟でセミリタイアできます。

     

    ただし投資規模が大きいだけに、失敗した際の損失規模もかなり大きくなるので、こちらに関しても、知識や経験が必要になります。

     

    物件を『安く買って、高く売る』ことでキャピタルゲインを得る方法もあります。

     

    ただし、将来の価格を予想することは誰にもできないと考えると、不動産投資は基本的に定期的な家賃収入という『インカムゲイン』を得ることを目的とし、キャピタルゲインはあくまでプラスアルファぐらいの戦略で考えるべきです。

     

     

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    また、逆に、セミリタイアを目的とする場合にミスマッチとなりやすいのが、区分マンション投資です。

     

    こちらだと、キャッシュフローが大きくはプラスになりにくく、セミリタイアまでの時間もかかります。

    将来の「資産構築」や「年金対策」が目的の場合

    「ローン完済後や定年退職後までにまとまった資産を構築する」

    「老後の生活資金の足しにする」

    「私的年金を作る」

    というのが目的であれば、今度は区分マンションが有力な選択肢となります。

     

    区分マンションは、不動産投資会社の投資商品としてスキームが確立されていることが多く、その場合フルローンが組みやすく、かつ家賃保証を付けられることも少なくありません。

    それらの恩恵を受けることで、ほぼ手間なし・専門知識なしで運用していける点が大きな魅力です。だから本業の片手間に行うのにもぴったりでしょう。

     

    よりリスクを減らしたいなら、単身世帯の賃貸需要の高いワンルームマンションぐらいの広さで、地価が暴落する可能性の低い、都心の物件を選ぶのがおすすめとなります。

     

    その場合、物件価格は1,500~2,000万円くらいになるが一般的です。

    それを月々1万円ほどのキャッシュフローで運用し、ローンを完済後にローンのないマンションが自己資産となり、以降は年間70~80万円ほどの家賃収入が丸々得られるというのが一般的なモデルです。

    こうした投資用ワンルームマンションを2件、3件と複数戸所有するオーナー様も非常に多いです。

     

    もし年齢が50歳を過ぎたりしていて、これから老後資産を構築したいという場合は、200~800万円くらいの低額で買える郊外や築古の区分マンション・戸建て、あるいは小規模の木造・軽量鉄骨アパートを現金購入して賃貸に回す方法があります。

     

    リフォームや賃貸管理などそれなりに不動産経営にコミットする必要は出てくるでしょうが、これならローン返済のリスクを負うことなく、年間20~80万円くらいの家賃収入を得ることが可能になります。低額で買える高利回り不動産でも、利回りは10%前後です。

     

    ミスマッチの例としては、数十年後の資産構築が目的なのに、手前のキャッシュフローや高利回りに目を奪われ、築年数が経過した築古物件を買ってしまうことです。

     

    ローン完済時に築年数が60年を超えていたりすると、その後の賃貸経営で家賃収入をバリバリ上げ続けるが難しくなる可能性があるからです。

     

    また高利回りに惹かれ、エリアを選ばず地方・郊外に物件を買ってしまうことも、重大なミスマッチになり得ます。

     

    ローンを完済する頃にはそのエリアの賃貸需要が大きく下がり、賃料を当初の半分以下にしないと客付けできないとか、何ヶ月も連続で空室が発生してしまうといった事態が考えられるからです。

     

    「保険」や「節税」が目的の場合

    また、不動産投資を生命保険代わりにしたいという人もいます。

     

    物件を住宅ローンで購入する場合、購入者は団体信用生命保険に加入します

    もし、購入者が死亡もしくは高度障害などで返済不能になった場合、団信が残債の全てを肩代わりしてくれます。

    よってローンのない物件が手元に残り、それが生命保険代わりになるというわけです。それを売却したり、賃貸経営に回し続けることを考えると、なるべく最初に築浅の物件を購入した方が、生命保険効果は高くなります。

     

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    中には不動産投資を「節税」目的で行う人もいます。

     不動産経営にかかる経費よって赤字が生じた場合、本業などの課税所得から赤字分を差し引くことができ、実質的な節税となります。

     

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    節税が目的の場合、減価償却費を多く計上できる新築物件がセオリーとなりますが、それでも赤字を計上できるのは当初15年くらいまでが常識的な範囲となるでしょう。

     

    節税できなくなった段階ですぐ売却したとしても、売却価格は購入価格より下がるのが普通なので、節税分と売却損とで同じくらいになることが少なくありません。

     

    そう考えると、不動産投資を節税だけを目的に行うのはあまり得策とはいえず、節税はあくまで長期保有する場合のオプションくらいに考えるのが賢明でしょう。

     

    このように、目的が変われば選ぶべき不動産投資のスタイルも変わり、それを間違えると大きなミスマッチも起こり得ます。

     

    不動産投資をはじめようと思っている方は『価格』や『利回り』が先行しますが、

    本当に重要なことは『投資家自身の投資の目的』を明確にすることこそが、

    不動産投資成功の大きな第一歩といえます。

     

    逆に『価格』・『利回り』のみで購入し、自分の投資の目的がアバウトな人はすぐに撤退を余儀なくされることでしょう。

     

    投稿者 PM担当:大森

    賃貸不動産経営管理士とは?

    f:id:linxosaka:20200911154048j:plain今年6月に「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」が成立しました。

     

    その名の通り、賃貸住宅の管理における法律なのですが、良好な居住環境の確保を図るとともに、不良業者を排除し、業界の健全な発展・育成を図り、適正化するためのもので、2020年12月~2021年6月に施行予定となっております。

     

     

    具体的にはどんな内容?

    業務管理者の配置

    事務所ごとに1名以上の業務管理者を選任し、業務の円滑な実施のために必要な事項の管理、監督を行わなければならない

    管理受託締結前の重要事項の説明

    具体的な管理業務の内容・実施方法等について書面を交付して説明する

    財産の分別管理

    管理する家賃等について、自己の固有の財産等と分別して管理する

    定期報告

    業務の実施状況等について、管理受託契約の相手方に対して定期的に報告をする

    国土交通大臣の登録

    委託を受けて賃貸住宅管理業務(賃貸住宅の維持保全、金銭の管理)を行う事業を営もうとする者の登録義務

     

    ※管理戸数200戸以下の事業者については、登録免除予定

     

    法律成立の背景

    賃貸住宅は、賃貸住宅志向の高まりや単身世帯、外国人居住者の増加等を背景に、今後も国の生活基盤としての重要性はますます増えていくと考えられます。

     

    一方、賃貸住宅の管理は、従前、自ら管理を実施するオーナーが中心でしたが、近年、オーナーの高齢化や相続等に伴う兼業化の進展、管理内容の高度化等により、管理業者に管理を委託等するオーナーが増加しています。

     

    しかし、管理業者の介在が増加する中、オーナーあるいは入居者とのトラブルが増加。特に、サブリース方式では、家賃保証等の契約条件の誤認を原因とするトラブルが多発し、「かぼちゃの馬車事件」など社会問題化しました。

     

    gentosha-go.com

     

    このような背景があり、早急な法整備が求められる中で、同時に、業務管理者について、有資格者の存在が不可欠となりました。

     

    この有資格者とは、一定の講習を受講した賃貸不動産経営管理士または宅地建物取引士と想定されています。

    f:id:linxosaka:20200911154034j:plain

    賃貸不動産経営管理士とは?

    賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家。賃貸住宅管理の重要性が高まっている中、賃貸住宅管理業において重要な役割を担う資格。

     

    入居者の居住の安定とオーナーの賃貸経営の円滑な実施を適正に管理・監督する役割が期待され、主な業務内容は以下の通り。

     

    1. 管理受託契約
    2. 長期修繕計画
    3. 契約更新
    4. 建物維持管理

    今年は11月に試験が行われます。

     

    国家資格化を見据えて、令和2年度から、問題数が40問→50問、試験時間が90分→120分と変更になっており、受験資格はなく、受験料13,200円で誰でも受験可能です。

     

    投稿者:AM担当 鶴崎


    不動産の決め手は場所でも建物でもなく担当者!?

     

    【指原莉乃さん】マンション投資始める!現金で2部屋購入!

    Embed from Getty Images

    一部、週刊誌で報じられたワンルームマンション購入について話題を振られると指原莉乃さんは事実であるとおっしゃっていました。

     

    news.nifty.com

    大人気トップアイドルの指原莉乃さんが元旦放送のテレビ番組に出演した際、「資産運用をしてみたい」と話をしていました。

     

    今まで10年間活動して稼いだお金は全く手をつけておらず、欲しいものも無し、何をしたいとかの願望も無く、ほとんど貯蓄になってしまっているとロケ中に吐露しておりました。

     

    今まで貯めてきた貯金で東京都心のワンルームマンションをキャッシュ一括で2部屋で6000万円ほどで、家賃収入を継続的に得ることが目的とのことです。

     

    彼女はアイドル活動暦が長く、AKB48としての活動だったり、HKT48劇場の支配人だったり、女性アイドルグループのプロデューサーを務めるなど、様々なシーンで活躍しています。 

     

    指原さんが購入したマンションは、個人事務所の「株式会社34COMPANY」名義で購入されたそうです。指原さんの個人事務所名ですので、購入したマンションは株式会社名義となります。

    会社名義でマンションを購入すると、マンションの購入代金が会社の経費(減価償却費)になります。

     

    また、会社の代表者であるお母さんが指原さんに会うために上京する交通費が全て経費(名目は物件管理目的)になるほか、旅費規程を完備すれば日当(非課税)も支給することができます。

     

    さらに、会社の本店所在地が大分市のため、取締役である指原さんが帰省するときの交通費も全て経費になります。 

     

    f:id:linxosaka:20200907163143j:plain

    トップアイドルの指原莉乃さんの年収は3億円との噂ですが、それ程の収入を貰っているのに関わらず、将来に向け、資産運用を始めていらっしゃいます。27歳と若いにもかかわらず、「貯蓄から投資」を行っております。

     

    日頃から堅実な生活を行っているからこそ、スタッフや出演者から好感をもたれていることが、トップアイドルの所以かもしれません。

     

     

    PM担当 大森

    日本の都市特性評価 2020

    f:id:linxosaka:20200904201159j:plain

     9月3日に2020年版「日本の都市特性評価(Japan Power Cities, JPC)」が発表されました。

     

    毎年、森記念財団(森ビルの寄付によって設立)が全国109都市および東京23区を対象として、各都市の特徴を分析しているものです。

     

    このようなデータが発表される背景として、日本の人口減少という課題があります。

     

    日本全体が活力を保ち続けるには、各都市がそれぞれの特性を活かしながら都市づくりを進め、人や企業を惹きつける「磁力」と、魅力や強みを継続的に発揮し続ける「発展性」を維持していかなければならないと考えられます。

    そのためには、各都市の客観的な定量・定性データをもとに多角的に分析し、都市特性を明らかにして、その明らかになった強みや弱みを、発展に活かすという目的が背景にあります。

     

    都市評価の指標は6つに分けられ、細かく分析や評価がされます。

    1、経済・ビジネス(雇用・経済規模ほか)

    2、研究・開発(研究集積ほか)

    3、文化・交流(観光地の数、宿泊施設客室数ほか)

    4、生活・交流(医療や育児、福祉ほか)

    5、環境(自然環境、快適性ほか)

    6、交通・アクセス(交通機関・通勤時間ほか)

     

    今回2020年の1位は「京都市」となっています。

    世界的な知名度を誇り、文化と研究に秀でており、景観まちづくりへの評価が他の追随を許しません。

    トップ大学数や研究論文数という研究開発分野も非常に高いものがあります。

     

    2位は「大阪市」です。

    経済活動や交流活動が盛んで、ビジネス面での評価が高くなっています。

    最近では、宿泊施設数も伸びており、受け入れ環境の良さも評価されています。

     

    3位は「福岡市」です。

    「バランス型都市」という特徴が浮かび上がり、ビジネスやアクセス面での評価が高くなっています。

     

    4位~10位は、横浜市、名古屋市、神戸市、仙台市、金沢市、札幌市、松本市の順になっています。

    なお、東京は23区それぞれの評価がされています。

     

    気になる方は、こちらをチェック!

           ↓

    日本の都市特性評価 | 森記念財団 都市戦略研究所

     

     


    【知らなきゃ損】不動産投資で大阪が一番アツい理由とは!?

    家賃保証会社(賃貸保証会社)って何?

    f:id:linxosaka:20200831175154j:plain

    オーナー様にとって家賃滞納や延滞はリスクとなりますが、その家賃を保証してくれる家賃保証会社(賃貸保証会社)があれば、オーナー様も安心してお部屋を貸し出せます。

     

    本日は家賃保証会社についてわかりやすく解説します。

     

    保証会社を利用するメリットやデメリットもご紹介します。

    また、主な保証会社の一覧や、保証会社の審査基準についても解説します。

     

     

    家賃保証会社とは?

    賃貸の家賃保証会社とは、入居者が家賃を滞納してしまった際に大家さんに対して家賃を保証してくれる会社のことです。「賃貸保証会社」や「保証会社」とも呼ばれています。

     

    万が一、家賃滞納されても家賃保証会社が保証してくれるので、大家さんは安心してお部屋を貸し出せます。

     

    最近は入居者の親族が連帯保証人になるのに加え、家賃保証会社の利用が必須条件になっている賃貸物件が増えています。

     

    また、新民法改正が2020年4月1日施行され、改正前の賃貸借契約では連帯保証人は支払責任を負う金額の上限を定めなくても問題はありませんでしたが、

     

    新民法施行後は上限金額となる極度額を定めなければその保証契約は無効となってしまうため、賃貸借契約書に極度額の記載を明記するのが必須になりました。

     

    そのため、個人が連帯保証人になることを躊躇する可能性が高くなるため、今まで以上に賃貸保証・家賃保証の会社の利用が増えるだろうと推測できます。

     

    保証会社の保証内容

    滞納家賃保証

    家賃・管理費(共益費)・駐車場料金など、毎月発生する費用を滞納してしまった場合、大家さんへの支払いを立替えてくれます。

    一時金の未払いを保証

    賃貸物件の更新料や退去時の原状回復費用、残置物の撤去費用など、一時的に発生する債務を大家さんに対して保証します。

    違約金や損害金の未払いを保証

    賃貸契約に違反したことで発生した「違約金」や「損害金」の未払いも保証してくれます。

    裁判にかかる費用を保証

    家賃の未払いが続き、賃貸物件の明け渡し訴訟に発展した場合、裁判費用を負担します。

     

    保証会社を利用するメリット・デメリット

     保証会社を利用するメリットは、親や兄弟に連帯保証人を頼めない人、そもそも親族がいない人でもお部屋を借りられることです。

     

    一方、大家さんや管理会社にとってのメリットは、滞納リスクを減らせるだけでなく、滞納された場合は専門会社が回収業務を代行してもくれることです。

     

    デメリットは、利用料がかかることがデメリットです。

     

    ただ、新民法施工後、保証人のなり手が今より少なくなると考えると、保証会社利用が主流となります。

    保証会社の審査の難易度

    保証会社には大きく分けて「信販系」「LICC系」「独立系」の3種類があり、審査の厳しさが以下のように変わります。

     

    1. 信販系・・・難易度高い
    2. LICC系・・・過去に家賃滞納があると落ちやすい
    3. 独立系・・・難易度低い

    また、保証会社の審査では主に下記の項目が審査されます。

    • 収入に対しての家賃の割合
    • 雇用形態や職種
    • 勤続年数
    • 家賃滞納履歴
    • クレジットカードやローンの返済状況
    • 入居者や緊急連絡先へ本人確認がとれるか

    信販系の保証会社

    クレジットカード会社のグループ企業が運営している保証会社を「信販系」と呼びます。

    信販系の保証会社は、クレジットカードやローンの履歴といったいわゆる「信用情報」を審査の判断材料にします。

    「信用情報」はクレジットカード会社のあいだで共有されるので、他企業でのカード事故も審査に影響します。

    代表的な信販系保証会社
    • アプラス(新生銀行グループ)
    • エポスカード
    • オリエンタルコーポレーション(オリコ)
    • ジャックス
    • クレディセゾン
    • セディナ(SMBCフィナンシャル)
    • ライフカード

    代表的なLICC系の保証会社

    「LICC系」とは、保証会社の業界組織「LICC」に加盟している保証会社のことをいいます。

    「LICC」は審査の効率化を図る組織で、加入している企業間で申込内容や家賃滞納の履歴などを共有しています。

    LICC系保証会社
    • アーク株式会社
    • 株式会社アルファー
    • エルズサポート株式会社
    • 株式会社近畿保証サービス
    • ジェイリース株式会社
    • 全保連株式会社

    独立系の保証会社

    独自の基準で審査する保証会社を「独立系」と呼びます。信販系やLICC系のように企業間で情報を共有していないので、最も審査に通りやすいです。

    代表的な独立系保証会社
    • フォーシーズ株式会社
    • 株式会社Casa(カーサ)
    • 日本セーフティー株式会社
    • 日本賃貸保証株式会社(JID)

    まとめ

    オーナー様目線で保証会社を選択する際は、「使い分け」をしておくのが良いでしょう。弊社でも使い分けをしております。

    • 一次審査・・・信販系保証会社(クレジットカードの事故情報などが載ったCICの信用情報機関も参照できるので、審査がもっとも厳しい。その代わり、滞納のリスクは小さくなります。)
    • 二次審査・・・LICC・独立系大手保証会社(信販系ほど審査は厳しくありませんが、ある程度安心できます。)
    • 三次審査・・・LICC・独立系の中でも大手ではない保証会社(審査が通りにくそうな人もカバーできるため、入居付けを優先する場合はこちらを利用します)

    また、保証会社を複数社にしていることで、保証会社の倒産のリスクヘッジの効果もあります。

     

    ただ、元々、優良な入居者様に住んで頂くことが重要であり、また、入居後に延滞や滞納を未然に防ぐことがこそが管理会社の腕の見せどころでもあり、オーナー様の経営能力だと思います。

     

    オーナー様・賃借人・管理会社それぞれがWIN WINで良好な関係を築けることが賃貸経営の成功に繋がります。

     

    寄稿者:PM担当 大森

    【モノ・コトの価値】それに見合う価値があるのか?

    f:id:linxosaka:20200821125128j:plain

    人それぞれに『モノ』『コト』に対して価値観というものがあります。

    もし、お金に関してより賢明な決断をしたければ、まず。お金を使うことに対して意識を高く持つ必要があります。

     

    それは『買うもの』『買わないもの』もしくは自分にとって『必要なもの』『不必要なもの』を取捨選択することです。

     

    要はトレードオフすることです。

    ja.wikipedia.org

    すべてのモノやコトに対して真のコストをよく考えるということが大切です。

    その上、で本当に自分にとって見合う価値があるのかどうかを決めるほうが良いと思います。

     

     

    1杯のコーヒーの価格はいくらか?

    皆様も仕事中、コーヒーを飲むと思います。そして、特に意識したこともないでしょう。スタバのコーヒーが1杯約300円です。

     

    ただ、3つの視点から考えると1杯のコーヒーは皆様が思っている以上に高くつく可能性があります。

     

    実際の時給

    まず、皆様が実際にいくら稼いでいるのかを知る必要があります。

    例えば、月給30万円のフルタイムの仕事の場合

    週40時間×4週=160時間

    日本の平均的な労働者は、通勤に1時間19分と言われています。

    なので20日間で約26時間要しています。

     

    その他に仕事に付随する時間もありますが、それを省いたとしても

    実質的な時間給は30万円÷186時間=約1,612円となります。

     

    ただ、手取りとなると、社会保険料・税金で約30%程引かれますので

    実質の手取り時給は1,128円となります。

     

    コーヒー1杯飲むためにどのくらい稼がないといけないか

    コーヒー1杯・約300円を購入する場合、働いたお金から税金と社会保険料を引いた金額から支払うことになります。

     

    ということはコーヒー1杯を購入するためには300円より実際はより多く稼がないといけません。

     

    例えば、社会保険料・税金で30%必要であれば、300円のコーヒー1杯を購入するために

     

    300÷70%=約430円

     

    つまり、300円のコーヒーを購入するのに430円を稼がないといけません。

     

    お金は無限・時間は有限

    では、430円を稼ぐためには、どれぐらいの時間が必要か考えてみます。

    月給30万円の方の場合、実質の時間給が約1,612円ですので

    1,612円÷60分=約27円/分

    430円÷27円/分=約16分

     

    コーヒー1杯飲むためにあなたの時間は約16分失います。

     

    これが毎日となりますと、1年間で

    16分×365日=5,840分

    5,840分÷60分=約97時間 

    あたなにとって見合う価値かどうかの判断基準は投資の考え方が有効

    • 実質的な時給1,612円
    • コーヒー1杯購入する実質的なお金は430円
    • 毎日コーヒーを飲むと97時間稼がないといけない

    もし、ドリップコーヒーで満足出来る場合、ドリップコーヒー1杯30円なので

    • 43円×365日=15,695円なので残りを貯蓄や投資に回せる
    • 時間が1年間で87時間節約できる

    1日だと270円しか差がありませんが、これを30年間年平均5%の利回りで運用すれば、

    30年後の差は約670万円の差になっています。

    時間に換算すると2,610時間、約108日節約となります。

     

    意識せずにモノ・コトを購入するのは大きな金銭的・時間的代償が伴います。

     

    それに見合う価値を決めるのはあくまでも自分

    ただし、コーヒーを飲むことでリフレッシュし、効率的に仕事ができ、収入がより高くなるのであれば、コーヒーを飲むという投資は最適になります。

    そうするに、世間体ではなく、あくまでも自分にとってどうかということが大切かと思います。これは他の事柄にも活用できます。

    • 車を購入する
    • 保険を買う
    • マイホームを買う
    • お酒を飲む
    • 外食をする
    • 旅行に行く
    • ブランド品を買う

    などです。

     

    例えば、車を買う場合、国産車200万円を購入するのに285万円稼がないといけません。

    そのためには、1,768時間(約74日)の労働が必要となります。

    これを7年毎に乗り換え49年間乗り続けた場合、12,376時間(516日)の労働が必要です。

    もし、それ程車が必要でなければ、車の費用を年5%利回りの投資に回せば、

    49年後になんと約8,340万円になります。車の購入費用1,400万円を考えると約1億円ぐらい差が生まれます。

     

    何かモノやサービスを購入する時に重要なのは値段が高いか安いかより、

    『自分にとって必要か・そうでないか』を見極めることだと思います。

    そして、それを世間体ではなく自分自身で判断するということになります。

     

    投稿者:PM部 大森

     

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    今後の不動産価格の動向はどうなるの?

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    不動産価格の動向が気になる人が多いかと思います。

    今日は不動産価格の今後の動向について2020年問題を絡め、解説していきます。

     

     

    不動産価格の動向に影響する要因とは?

    不動産価格の動向を知る上で、下記の要因が考えられます。

    1.金利・経済

    不動産価格と金利・経済は密接に関係します。

    高金利・好景気のタイミングで不動産価格は上がり、低金利・不景気のタイミングに下がる傾向にあります。

     ただ、日本は現在マイナス金利政策により低金利状態が続いているため、融資を利用して不動産を購入しやすい状況のなので、不動産価格は上昇基調となっています。

     

    2.投資・利回り

    一生に一回の買い物であるマイホーム需要よりも、不動産投資家がおこなう売買のほうが頻度は多く、市場に与える影響も大きいです。

    そのため、投資家がどう動くかは不動産価格に大きな影響を与えます。

    日本を含め先進国の債券価格が高騰している(利回り低下)ため、債券から現物資産である不動産市場にお金が流れてきております。 

    3.政策・国際情勢

    政策や情勢も不動産価格に影響を与えます。

    例えばリーマンショックやコロナショックなどは、大きな影響を与えました。

    その他、経済的に近い影響のあるアメリカ等の先進国の経済が不安定になった場合に商業用不動産の価格が下落する可能性はあります。ただ、居住用不動産に関しては生活必需品なので、大きな下落等は考えにくいと言えるでしょう。 

    不動産価格が上昇傾向である理由 

    アベノミクスの影響などにより、不動産価格は上昇傾向にあります。また、価格が上昇していても不動産取引はかなり活発なので、これからも価格に関しては高い傾向が続く可能性が高いです。

     

    不動産取引が活発な理由として挙げられるのは

    • 金融緩和による投資家の増加
    • 老後2,000万円問題によるサラリーマン大家の増加
    • 相続税の税金対策として不動産を購入する人が増加
    • 円安による外国人投資家の増加

    等が挙げられます。 

    今後の価格動向

    近年、不動産業界の大きな懸念に、「2022年問題」というものがあります。これは「生産緑地」というものが原因でおこる問題です。

    市街化区域内にある農地のことを生産緑地と言います。

     

    ja.wikipedia.org

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    1990年代に市街化区域の指定が進み、区域内の農地には固定資産税・相続税を引き上げることで宅地転用を促しました。

     

    しかし、都市部に緑がなくなり、環境の悪化などのデメリットも起こりうるということで、国・自治体が指定した農地は宅地転用しなくても良いことになりました。

     

    これが1994年に施行された生産緑地法です。この優遇策は30年の期限付きとなるため、

    今後は3つの通りの方法で処理することになっています。

    • 自治体に買取申請をする
    • 農業者に売却
    • 税負担増になっても所有する

    ただ、問題点として自治体も財政難で買取ができなかったり、農家も後継者不足で農地を購入する人も減少することでしょう。結局、所有し続ける人が多くなり、税負担から不動産会社等に売却依頼が増えると想像できます。

     

    生産緑地は都心部より地方中核都市に多いです。

     

    不動産は、居住目的と投資目的の大きく2種類に分けられます。

     

    このうち不動産投資のほうが頻繁に取引されているためマーケットが強固で、かつ居住用のマーケットに影響を及ぼすことも少なくありません。

     

    都市部は投資家がコロナ禍でも取引をしているため、値崩れはしにくいと言えます。

    その一方、地方・郊外は不動産の取引量が元々少ないことに加え、2022年問題で生産緑地の売却依頼が増えると、取引価格も下落するだろう考えられます。

     

    PM担当 大森 一平

    【GPIF】運用益12兆円超!過去最高の黒字!

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    ブルームバークによると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2020年度第1四半期(4-6月)に12兆円超の運用益を上げ、過去最高益を記録しました。

    www.gpif.go.jp

    新型コロナウイルスによる経済悪化に対処するための世界的な金融緩和や財政出動を受けて国内外株式の評価額が膨らんだのが要因です。

     

    4-6月期は、過去最大の運用損を計上した1-3月期から一転、過去最高の運用益となった。これまでの運用益は、16年10-12月期の10兆4971億円が最高でした。

     

    www.osaka1roommansion.com

     今回の2020年4-6月期において、12兆円の運用益出たことによって、2020年1-3月期の18兆円の運用損の3分の2程回復しました。

     

    ただ、今回もプラス運用になっているのに関わらず、特に報道等はなされていません。

     

    今回のGPIFが巨額の運用益を叩き出した主な要因は、コロナショック後に大きく反発したことに加えて、暴落局面で株や債券を投げ売りせず、忍耐強く保有したことで戻り相場の恩恵を享受したためです。これは我々、個人投資家も見習うべき姿勢だと思います。

     

    こうゆうことをマスコミ等で報道することにより日本においても「貯蓄から投資」が根付いてくると思います。

     

    「投資はギャンブル」といっているのでは、安く買って高く売ることで利ザヤを稼ぐ人をいいますが、これは一握りの人だけが成功している手法であり、一般の人が真似しても再現性が低いので多くが失敗します。

     

    株価はあらゆる情報を瞬時に織り込むと言われているため、一般の個人投資家が市場を出し抜くことはできないです。

     

    そのため、税金や売買に伴う手数料を考えると、売買はなるべく控えて保有している方が良いのです。実際、コロナショックで株式市場が暴落したことで、投資家の中には二番底を警戒して、現金比率を高めた投資家も少なくありませんでした。

     

    結局のところ、株価は2番底は訪れることはなく、株価は上昇し、現金比率を高めた投資家は、上昇相場の恩恵を受けることができず、大きな機会損失を被ったといえます。

     

    長期投資においては相場を予測し、売ったり買ったりすることよりも、自分のリスク許容度の範囲内で、定期的に追加投資を行ったほうが、一般の個人投資家には合理的だと思います。

     

    寄稿者:PM担当 大森一平